吉備津神社(岡山県)
吉備津神社は岡山県岡山市にあるに神社。創建ははっきりした記録がありませんが、仁徳天皇の時代に社殿が作られたという説があるそうです。御祭神は、桃太郎のモデルとなった大吉備津彦命で、釜の鳴り方で吉凶を占う鳴釜神事などが有名です。
末社の岩山宮につながる参道には、約1500株の紫陽花が植えられています。斜面を覆うように咲く紫陽花はSNSで話題の回廊の隙間からも見ることができ、まさに絶好の映えスポットとなっています。
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基本情報
- 名称
- 吉備津神社
- 読み方
- きびつじんじゃ
- 別称
- 所在地
- 〒701-1341
岡山県岡山市北区吉備津931
Google Mapsを開く
- 参拝時間
- 開門
5:00〜18:00
御祈祷・御朱印受付
9:00-14:30
社務所受付時間
9:00-14:30
駐車場あり 🔗詳しくはこちら
- 参拝所要時間
- 60分〜
- 参拝料
- 無料
- 御朱印
- あり
- 御朱印帳
- あり
- 電話番号
086-287-4111
- FAX
- 086-287-7644
- ホームページ
- https://kibitujinja.com/
- アクセス
- 🚄 新幹線をご利用の場合
JR新大阪駅(山陽新幹線)→ JR岡山駅(約1時間)
JR博多駅(山陽新幹線)→ JR岡山駅(約2時間)
🚗 お車をご利用の場合
岡山総社ICより車で約15分
岡山ICより車で約15分
🚃 電車をご利用の場合
JR岡山駅 → 吉備津駅(約17分)→ 徒歩約10分
JR倉敷駅 → 吉備津駅(約40分)→ 徒歩約10分
詳細情報
- 主祭神
- 大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと)
- 祭神
-
吉備津神社では、主祭神である大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと)を中心に、ゆかりの深いご家族の神々をおまつりしています。
大吉備津彦命は、古代吉備を平定した英雄であり、神話にも登場する伝説的な存在。そのご家族もまた、吉備の国づくりに関わった神々として大切におまつりされています。
🏹 ご祭神一覧
百田弓矢比売命(ももたゆみやひめのみこと)
大吉備津彦命の后(おきさき)。やさしさと強さをあわせもつ神さまです。
御友別命(みともわけのみこと)
大吉備津彦命の子孫とされる神さま。
仲彦命(なかつひこのみこと)
同じく、大吉備津彦命の子孫とされる神さま。
千々速比売命(ちちはやひめのみこと)
大吉備津彦命の姉。才知に優れた神さまです。
倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)
大吉備津彦命の姉であり、神託を受ける巫女的な役割を果たされたとも伝わります。
日子刺肩別命(ひこさすかたわけのみこと)
大吉備津彦命の兄。勇壮さを備えた神さまです。
倭迹迹日稚屋媛命(やまとととひわかやひめのみこと)
大吉備津彦命の妹。やわらかな女性神として敬われています。
彦寤間命(ひこさめまのみこと)
大吉備津彦命の弟。誠実な性格の神さまと伝えられます。
若日子建吉備津日子命(わかひこたけきびつひこのみこと)
同じく弟神で、大吉備津彦命の後継として信仰されています。
- 御神体
- 社格
- 創建時代
- 本殿の様式
- 札所など
-
式内社(名神大)
備中国一宮
旧官幣中社
別表神社
- 文化財
-
吉備津神社は、吉備の中山の麓に鎮座する由緒ある神社です。
長い年月を経てもなお、その美しさと荘厳さを保ち続ける境内には、数々の貴重な文化財が伝えられています。
📜 国宝(建造物)
本殿および拝殿(附 棟札)
・造営:室町時代中期(応永32年/1425年)
・特徴:本殿と拝殿が一体構造「吉備津造(比翼入母屋造)」の代表例
・国宝指定:1952年(昭和27年)
🏯 重要文化財(国指定)
南随神門(建造物)
・造営:室町時代前期(延文2年/1357年)
・指定:1911年(明治44年)
北随神門(建造物)
・造営:室町時代後期(天文12年/1543年)
・指定:1913年(大正2年)
御釜殿(建造物)
・造営:江戸時代(慶長17年/1612年)
・指定:1980年(昭和55年)
木造 獅子狛犬 一対(彫刻)
・作:鎌倉時代後期~南北朝時代
・本殿内々陣に安置
・指定:2002年(平成14年)
🎭 重要無形民俗文化財(国指定)
備中神楽
・備中地方に伝わる神楽。吉備津神社では毎月10日に「えびす祭」で奉納
・保存団体:備中神楽保存会
・指定:1979年(昭和54年)
🏛 岡山県指定文化財
回廊(建造物)
・造営:戦国時代(天正年間/1573~1591年)
・指定:1976年(昭和51年)
大太刀 銘 備州長船秀幸(工芸品)
・作:室町時代(長禄3年/1459年)
・寄託:岡山県立博物館
・指定:1982年(昭和57年)
大太刀 法光(工芸品)
・作:室町時代(文安3年/1446年)
・全長:3.77m・重量13kgと、国内最大級
・寄託:岡山県立博物館
・指定:1994年(平成6年)
行道面(工芸品)
・指定:1959年(昭和34年)
・寄託:岡山県立博物館
高麗版一切経(書跡・典籍)
・高麗時代の仏教経典
・指定:1959年(昭和34年)
紙本墨書連歌(書跡・典籍)
・応永8年(1401年)に吉備津神社で詠まれた連歌の発句集
・指定:1959年(昭和34年)
🕺 無形民俗文化財(岡山県指定)
宮内踊(みやうちおどり)
・開催:毎年7月31日、門前町・宮内地区にて
・指定:1959年(昭和34年)
- ご由緒
-
吉備津神社(きびつじんじゃ)は、古代吉備の地に平和をもたらした英雄・大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと)を主祭神とする、由緒あるお社です。
大吉備津彦命は第七代孝霊天皇の皇子で、第十代崇神天皇の御代には、朝廷に従わぬ西国の平定を命じられ、弟の若日子建吉備津日子命(わかひこたけきびつひこのみこと)とともに出陣。吉備の地で、鬼と恐れられた温羅(うら)を退治し、地域に安寧をもたらしたと伝えられています。
社殿の創建にはいくつかの伝承があり、吉備津彦命の子孫である稲速別命・御友別命・鴨別命が初めて祀ったとする説や、仁徳天皇が吉備の女性・黒媛を訪ねた際に、吉備津彦命のの功績を讃えて社殿を建立したとする説も残されています。
- ご利益
- # 開運満足 # 災難消除(さいなんしょうじょ) # ⽅位除(ほういよけ) # ⼼願成就 # ⼦宝成就 # 厄除開運 # 厄除け # 勝負運上昇 # 健康長寿 # 五穀豊穣
- 体験
-
鳴釜神事の御祈祷
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