薬問屋の立ち並ぶ日本橋室町の守り神 薬祖神社
福徳の森の2つの神社
OLには楽しいランチタイムや終業後の楽しいショッピングを、観光客には東京の古今をギュッと封じ込めたモダンな日本橋を提供する「コレド室町 福徳の森」には、神社が2つあります。
御由緒
「福徳の森」には、福徳稲荷と薬祖神社があり、どちらも日本橋の歴史にそっと寄り添い支えてきました。
薬祖神社は、日本橋界隈の薬業界の守り神として、大己貴命(おおなむじのみこと)と、少彦名命(すくなひこなのみこと)が古くから崇拝されてきたことから、昭和4年に東京上野の五條天神社から薬祖神(やくそしん)が勧請され、事務所建物の屋上に薬祖神社(初代社殿)が造営されました。
現在の社殿は、平成28年(2016年)9月28日に福徳の森に第三代目として遷座したそうです。
お祭り
毎年、10月17〜23日は「くすりと健康の習慣」として、薬祖神祭りが行われます。
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基本情報
- 名称
- 薬祖神社
- 読み方
- やくそじんじゃ
- 別称
- 所在地
- 〒103-0022
東京都中央区日本橋室町2丁目5−8
Google Mapsを開く
- 参拝時間
- 24時間自由
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- 参拝所要時間
- 10分
- 参拝料
- 無料
- 御朱印
- あり
- 御朱印帳
- あり
- FAX
- アクセス
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- SNS
詳細情報
- 主祭神
-
大己貴命(おおなむじのみこと)
少彦名命(すくなひこなのみこと)
- 祭神
- 御神体
- 社格
- 創建時代
- 昭和4年(1929年)
- 本殿の様式
- 札所など
- 文化財
- ご由緒
-
日本橋本町の薬業界では、昔からこの二柱を祭神とする水戸の大洗磯前(いそさき)神社、酒列磯前(さかつらいそさき)神社や東京上野の五條天神社に参詣して崇敬の念を表 してきました。
明治41年(1908)からは、東京薬種貿易商同業組合(現公益社団法人 東京薬事協会)が、東京上野の五條天神社から薬祖神(やくそしん)の御霊を迎え大祭を執行し、昭和4年(1929年)には事務所建物の屋上に薬祖神社(初代社殿)が造営され、昭和58年には昭和薬貿ビル屋上に第二代目の社殿が造営されました。
さらに平成28年(2016年)9月28日福徳の森に第三代目の薬祖神社が遷座いたしました。
昭和4年(1929)11月、事務所建物を本建築にした際その屋上に薬祖神社を造営してからは、その祭典もいよいよ盛大に挙行されるようになり、殊に 昭和8年の記録には「参詣者5千人、3千本の縁起飾り忽ち出尽くす」とあり、更に昭和10年の大祭には「参詣者7千人、縁起飾り6千本」とあって当時の賑 わい振りが偲ばれます。
終戦後の昭和21年(1946)11月、戦後初の薬祖神祭が挙行されたが、この時代は神前に供える御神酒にも事欠く苦しい世相でした。昭和29年(1954)薬祖神祭を薬業界だけの祭りでなく、地域の行事にしようとの考えから、他の方々にも呼びかけ「薬祖神奉賛会」が結成され、初代会長 (当時は総代といった)に三共株式会社鈴木万平社長を迎え発足しました。これを契機に従来、薬貿協会が主催してきた祭典業務の一切(事務局は薬貿協会が兼務) が同奉賛会に引き継がれました。
祭日は旧習どおり11月22日であったが、昭和31年度(1956)から10月17日に改め今日に及んでいます。
(東京薬事協会:薬祖神社の由来より引用)
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