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基本情報
- 名称
- 明栄寺
- 読み方
- みょうえいじ
- 別称
- 所在地
- 〒863-0101
熊本県天草市新和町小宮地1300
- 参拝時間
-
- 参拝所要時間
- 参拝料
- 御朱印
- あり
- 御朱印帳
- あり
- 電話番号
- 0969-46-3211
- FAX
- 0969-46-3703
- アクセス
- 新和支所バス停より徒歩約4分(310m)/小宮地バス停より徒歩約5分(413m)/
迫[小宮地]バス停より徒歩約6分(538m)
- SNS
詳細情報
- 御本尊
- 釈迦如来
- 山号
- 金剛山
- 宗旨・宗派
- 曹洞宗・禅宗
- 創建時代
- 承応2年(1653)
- 寺格
- 東向寺末寺
- 開山・開基
-
開山 中華珪法大和尚
開基 鈴木正三・鈴木重成・鈴木重辰
- 札所など
- 文化財
- ご由緒
-
天草島原の乱後、初代天草代官として着任した「鈴木重成 公」は、民衆の心の拠り所として荒廃した天草に寺院建立を発願する。
その際に、実兄でもある「鈴木正三 和尚」を天草に招き知恵をいただき、山口県瑠璃光寺15世 中華珪法大和尚(東向寺開山)と長崎県皓臺寺2世・伝法1祖 了外広覚禅師 一庭融頓大和尚(國照寺開山)のお二方を天草に招き、民衆の教化に勤められました。
此処に、東向寺(曹洞宗)・國照寺(曹洞宗)・崇圓寺(浄土宗)・圓性寺(浄土宗)の4ヶ寺を「天草四ヶ本寺」として天草寺院建立が始まる。
金剛山 明榮寺は、承応2年(1653)に東向寺門末として中華珪法大和尚を開山として建立。寛文2年(1663)に當山2世 中興 密参道實大和尚により再建。寺石2石の石高も付与されていた。
その後の資料が紛失によって不明。
境内には、山門・鐘楼堂・東司・浴司・法堂・坐禅堂・衆寮・庫裡・鎮守堂といった伽藍を有しておりましたが、老朽化と自然災害により法堂・山門・庫裡を残すのみとなりました。
當山はこれまで、一度も大火に見舞われることなく、この新和町宮地の地に建っております。
諸堂は解体されましたが、当時は回廊(廊下)で結ばれ修行道場として日夜修行僧が修行に励んでいました。今でも、修行道場としての面影を色濃く残す仏像や、仏具が残っております。
旧坐禅堂には、西国三十三観世音菩薩を安置し観音堂としても活用し、多くの観音信仰の信者の参詣を得ていたそうです。現在は、檀信徒会館「瑞雲閣」に観音堂を移動しお祀りしております。
鎮守堂には、白山妙理大権現・稲荷大明神・三宝大荒神を安置し、山内の安寧と民衆の繁栄を祈願しております。この、稲荷大明神には昔より商売繁盛の御利益があるとして、多くの方が参詣に訪れられています。
當山の大梵鐘は当初、小峰地区の池田継太郎の寄進により、當山19世 機要全契大和尚代に鋳造されたものでしたが、第二次世界大戦の折に當山25世 即応義顕大和尚の嘆願もむなしく、御国のためにと昭和19年に供出し現在の物は、昭和44年3月に當山27世 大雲道隆大和尚によって再鋳造されたものです。
※現在は、老朽化により解体されております。
現住職(29世)にいたるまで法灯を絶やさず今日も尚、宮地の地を照らし人々の安寧を祈り続けています。
明栄寺HP https://koryu5382.crayonsite.net/p/2/
- ご利益
- 体験