久安寺 (大阪府)

詳細情報

御本尊

千手観音

山号

大澤山

宗旨・宗派

高野山真言宗

創建時代

神亀２年（725）

寺格

開山・開基

行基菩薩

札所など

西国薬師四十九霊場18番
摂津国八十八箇所第67番
摂津国三十三箇所第19番
関西花の寺二十五霊場12番

文化財

楼門、阿弥陀如来像、仏舎利塔（国重要文化財）

ご由緒

大阪・池田にある久安寺（きゅうあんじ）は、奈良時代の神亀2年（725年）、名僧・行基によって開かれた古刹です。

その後、平安時代の天長年間には弘法大師・空海が立ち寄り、真言密教の道場として栄えました。かつての名を「安養院」といいましたが、火災により堂宇を失ったのち、千手観音像が光を放って岩の上に飛んだという伝承が残されています。

久安元年（1145年）、近衛天皇の勅願により再興され、寺名を「久安寺」と改めます。豊臣秀吉も参拝したと伝えられ、江戸時代には歌人・平間長雅が住まい、観音信仰を広めました。

幾度もの衰退と再興を経て、現在では「花の寺」としても知られ、季節ごとの花々と、静かで美しい庭園「虚空園」が訪れる人々を魅了しています。

ご利益

体験

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