呼ばれないと行けない!?「天河大辨財天社」
天河辨財天は奈良県の吉野にある神社。
正式名称は「天河大辨財天社」と言い、「天河神社」や「天河弁財天」とも呼ばれています。

その歴史は古く、飛鳥時代に役行者によって開かれたという記録が室町時代の書物に残っているほど。さらに、空海が高野山の開山前に行った大峯山での修行の中で最大の行場が天河神社だったという逸話も残っています。

御祭神は宗像三女神の一人・市杵島姫命。市杵島姫命が弁財天と同一視されることから、厳島神社・竹生島神社と並んで日本三大弁財天と言われています(所説あり)。
基本情報
- 名称
- 天河大辨財天社
- 読み方
- てんかわだいべんざいてんしゃ
- 別称
- 天河弁財天
- 所在地
- 〒638-0321
奈良県吉野郡天川村坪内107
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- 参拝時間
- 8:00〜17:00
祈祷受付・9:00〜14:30 2日前までの事前予約制
授与所・8:00~16:30 境内駐車場有(30台)
- 参拝所要時間
- 60分
- 参拝料
- なし
- 御朱印
- あり
- 御朱印帳
- あり
- 電話番号
0747-63-0558
- FAX
- 0747-63-0848
- アクセス
- 公共交通機関
・近鉄吉野線「下市口駅」下車
「下市口駅」から奈良交通の路線バス「中庵住(なかいおずみ)行」に乗車し約1時間、「天河大弁財天社」下車すぐ。
・「下市口駅」から奈良交通の路線バスで「天川川合」下車後、徒歩約30分。
・「下市口駅」からタクシー(約40分)
自動車
京奈和自動車「御所南インター」国道309で天川村へ
無料駐車場あり(30台のみ)
詳細情報
- 主祭神
-
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
※市杵島姫命は辨財天様としても信仰されております。
- 祭神
-
熊野坐大神
吉野坐大神
南朝四代天皇の御霊
神代天之御中主神より百柱の神
- 御神体
- 社格
- 吉野総社、大峯本宮
- 創建時代
- 飛鳥時代
- 本殿の様式
- 流造
- 札所など
- 文化財
-
能面三十面(重要文化財)
能装束三十点(県指定文化財)
- ご由緒
-
辨財天は、川の流れの妙なる様を神格化したとされる、古代インドのサラスヴァティー神であり、その本来の神徳は水の神、そして、水せせらぎの如く素直で妙なる弁舌や音楽の神であり、日本の古代より行われてきた水神の信仰とも結びついています。後に転じて「財を弁ずる」商売の神としても信仰されるようになりました。
飛鳥時代に修験道の開祖である役行者(えんのぎょうじゃ)が、大峯山を開山した際に、その最高峰である弥山(みせん)の鎮守として祀ったことが天河大辨財天の創まりです。
その後、天武天皇によって坪の内に社宇が建立され、吉野総社(吉野町史)としての社各も確立しました。
さらに、弘法大師が高野山を開山する以前、大峯山で修行した際に、最大の行場とされたのがこの天河社であったと伝えられています。
引用元 https://www.tenkawa-jinja.or.jp/about
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