お金を融通してくれる!?穴八幡宮の「一陽来復御守」をいただいたら、幸運と金運がUPした!

お金を融通してくれる!?穴八幡宮の「一陽来復御守」をいただいたら、幸運と金運がUPした!

2024.11.26

来年お金に困らないために!穴八幡宮の「一陽来復御守」とは?  

都内には金運に良いとされる神社仏閣がたくさんありますが、中でも穴八幡宮でいただける「一陽来復御守」は、いただいた人が口をそろえて「効果がすごかった」「お金に困らなかった」というほど、ご利益がすごいと言われています。筆者も実はその一人。以前、一陽来復御守をいただいたところ、その年は本当に平穏でお金に困らず、すばらしい一年を過ごすことができました。 

しかし、一陽来復御守は授与していただける日も限られていて、さらにおまつりの仕方も独特。残念ながら筆者も長らく参拝できておらず、来年は再チャレンジを目論んでいるところです。 

そこで今回は、来年の金運をUPさせるために、穴八幡宮でいただける一陽来復御守について、授与していただく方法やおまつりの仕方などを完全ガイドします。

初めて行く方は、必見です! 

 

そもそも穴八幡宮とは? 

 

穴八幡宮は、新宿区早稲田にある、平安末期に創建された由緒ある神社。御祭神は応神天皇・仲哀天皇・神功皇后の三柱です。 

奥州の乱を制圧した源義家が、この地に兜と太刀を納めて、氏神であった八幡宮を勧進したのがはじまりと言われています。当時は八幡山と呼ばれる小さな祠でしたが、宮守の庵を造る際に切り開いた山裾に穴が出現し、中から金色の御神像が見つかったことから、「穴八幡宮」と呼ばれるようになりました。 

 

一陽来復御守とは? 

一陽来復とは、「冬が終わって春がくること」を指す言葉。冬至が過ぎると陰と陽が逆転することから、悪いことが続いても必ず良い方向へ転じる、という中国の書物に由来するそうです。 

一陽来復御守は、この「一陽来復」の願いが込められたお守りで、これまで運が悪かった人や新しいことを始めようとしている人の運気上昇、悪い気を払ってくれる魔除けのご利益がいただけるそうです。 

さらに、穴八幡宮の一陽来復御守は打ち出の小槌に由来する形をしていて、特に金運上昇のご利益がすごいと言われています。 

 

期間限定!穴八幡宮で、一陽来復御守を授与していただこう。 

一陽来復御守はいつでも授与していただけるお守りではありません。穴八幡宮では、冬至から節分までの間という期間限定で授与していただけます(それにはきちんと理由があるので、後ほどご紹介します)。2025年は節分が2月2日なので、間違わないように注意してくださいね。 

 

穴八幡宮への行き方 

穴八幡宮は、東京メトロ東西線の早稲田駅から歩いて5分ほどの場所にあります。また、高田馬場駅からバスに乗って、馬場下町で降りると目の前に到着します。 

境内に駐車場はなく、神社側も公共交通機関の利用を推奨しています。と言っても、実は筆者は車で行き、運よく路上パーキングに停めることができました。しかし、周辺には駐車場がかなり少ないので、あまりおすすめしません。ぜひ公共交通機関でご参拝ください。 

 

境内は見どころがたくさん

穴八幡宮は、早稲田通りと諏訪通りが交わる、ちょうど角地に鎮座しています。

馬場下町の交差点に正面参道の鳥居があり、階段を上がっていくと立派な隋神門が現れます。この門は元々、清水建設の創始者さんが建てられたもの。戦時中に被災したそうですが、伝統的な木造建設を用いて清水建設さんが再建されたそうです。 

一礼してくぐると、手水者が見えてきます。手を洗おうとすると、ちょっとドッキリ!立派な布袋さんが鎮座されています。布袋さんの持つ袋の中には幸福がつまっているそうなのですが、こちらの手水はその袋から流れ出るという珍しいスタイル。幸運のお裾分けをいただくように、手口を清めました。なお、その隣にいらっしゃる布袋さんは、何と江戸城の吹上御苑にいらっしゃったものを、3代将軍徳川家光が移設させたそうです。さりげないけれど、江戸の歴史が感じられるスポットなので、ぜひチェックしてみてくださいね。 

さらに進むと、いよいよ拝殿です。朱塗りの建物が多い中、拝殿はとてもシックな佇まい。商売繁盛、開運招福、勝負運や出世、金運など、様々なご利益がいただけるそうなので、しっかりと参拝してきました。 

また、境内には神武天皇の遥拝所があります。こちらは、神武天皇の墳墓に向かっているそうなので、こちらも忘れずに参拝してみてくださいね。 

 

一陽来復御守、冬至の日はすごいことに! 

参拝を終えたら、一陽来復御守を授与していただきます。

前述の通り、一陽来復御守は冬至から節分までの、期間限定で授与していただけるお守り。特に冬至当日は、境内はもちろん、周囲の道路まで大混雑することで有名です。実は筆者、冬至に穴八幡宮の前を通りかかったことがあるのですが、そのあまりの混雑に驚愕しました。普段はとても静かな神社なのですが、この日は馬場下町交差点にある神社の鳥居からはみ出して、神社に沿って歩道に長い長~い行列ができているのです。 

実はその年、偶然にも友人が並んでいたのですが、参拝してお守りを授与していただくまでに1時間ほどかかったそうです。 

一方の筆者、実は冬至当日ではなく、1月の半ば、そこそこ早い時間に行って授与していただいたのですが、その時は全く並ぶこともありませんでした。ただし、まだ順番待ち用のロープが置いてあったので、土日などはまだまだ行列があるのかもしれません。どの神社でもそうですが、参拝はなるべく朝早く!参拝が気持ちいいだけでなく、授与品も比較的ゆっくりいただくことができるので、おすすめですよ。 

 

一陽来復御守は2種類。 

一陽来復御守は、2種類頒布されています。 

まず、家や会社におまつりするお札タイプのもの。こちらは壁に直接貼っておまつりするもので、1000円で授与していだけます。

また、持ち歩きができるコンパクトなサイズのお守りもあります。こちらは400円。どちらかを選ぶならお札タイプの方がおすすめですが、もちろん両方いただくのもいいと思います。ご自身のお好きな方を授与していただいてくださいね。 

 

いよいよ一陽来復御守をおまつりしよう! 

無事に一陽来復御守をいただいたら、いよいよお札をおまつりします。が、一陽来復御守は、かなり独特のおまつりの仕方なので、事前にチェックしておくのがおすすめ。 

まず、お札を貼る日程が決められているのですが、その時が年にわずか3日しかないというところから、かなりのハードモード! 

その時間は、 

冬至(12/22)から翌日(12/23)に変わる瞬間の0時ちょうど 

大晦日(12/31)から元日(1/1)に変わる瞬間の0時ちょうど 

節分(2/3、ただし2025年は2/2)から立春

(2/4、ただし2025年は2/3)に変わる瞬間の0時ちょうど 

つまり、チャンスはわずか3回のみしかありません。 

ちなみに、一陽来復御守の授与が期間限定なのは、このおまつりする時間に制限があるからだそうです。 

 

方角に注意、貼り方も独特です。 

一陽来復御守は、年によって貼る方角が異なります。

自宅であれば人が一番集まるリビングに、会社の場合は社員が多くいる部屋に貼るのですが、その位置は部屋の中央から見たその年の恵方に文字が向くように、壁や柱に直接貼り付けます。押し入れやキッチンが重なる場合は、そこを除いた上でリビングの中心から方位を決めると良いそうです。 

また、説明では「和のり等で」貼ると書かれていますので、昔からあるでんぷんのりを使って壁に貼るのがいいと思います。ただ、最近は賃貸の方も多く、直接貼るのは抵抗がありますよね…筆者も壁にキズを付けたくなかったので、3Mのはがせる両面テープを使いました。これなら神社の推奨通り無事1年間落ちてくることなく、壁紙に傷もつきませんでしたよ。 

なお、画鋲やテープで貼り付けるのはNG。また、台紙の上から貼るのも神社側ではおすすめしていないようです。 

 

落ちてきたら?引っ越しするなら? 

一陽来復御守は、貼り直しができないお札だそうです。そのため、落ちてきたり、引っ越しなどで剥がさなければならなかったりという場合は、白い紙で包んで穴八幡宮へご返納し、神前でご報告のお参りをすると良いそうです。 

なお、穴八幡宮では郵送での返納は不敬にあたるので受けていらっしゃらないとのこと。他の神社への返納もおすすめしていないとのことなので、必ず穴八幡宮へお返しするようにしましょう。 

 

まとめ 

貼り方に制限があり、なかなかハードな穴八幡宮の一陽来復守。しかし、高い壁を乗り越えるからこそ、大きなご利益がいただける大変ありがたいものです。
2025年の幸福と金運を願って、ぜひ挑戦してみてくださいね。 

 

筆者紹介 

Dera

コラムニスト、漫画原作者。
趣味は神社仏閣巡りと御朱印集め、カフェ巡り。
クラフトビール好き。

 

ページトップ