2025年(令和7年)巳年は蛇窪神社へ！「白蛇日本三大聖地」で、開運&金運アップを願おう♡

2025.01.11

巳年に参拝したい神社No.1？蛇窪神社に行ってみた。

2025年(令和7年)は巳年。おすすめは何といっても、蛇にまつわる神社です。中でも蛇窪神社は「白蛇日本三大聖地」と言われていて、都内でも人気の金運パワースポット。一度は行ってみたいと思っていた筆者ですが、2024年の年末にフライング参拝してきました。良いという噂は聞いていたものの、実際に行ってみると本当に清々しく楽しい神社でした♪

今回はそんな蛇窪神社についてと、参拝した様子のレポートを詳しくご紹介します。

そもそも蛇窪神社とは？

蛇窪神社は東京品川区にある、鎌倉時代に創建された神社。正式名称は「天祖神社」といい、天照大御神をご祭神としています。

鎌倉時代にこの地域が大干ばつに見舞われた際、大森にあった厳正寺の住職が、戍亥の方角にある古池の龍神社に雨乞いの断食祈願を行いました。すると大雨が降り注ぎ、災害を免れることができたそうです。この恩に感謝した人々が、蛇窪の地に神社を勧進。これが蛇窪神社の起源と言われています。

蛇窪神社に参拝！いきなり参道を間違っていた(汗)

巳年を前にして、一度は参拝してみたいと思っていた蛇窪神社に行ってみました。

が、今回記事を書くにあたって色々と調べていると「ゲッ、最初から失敗していた…」ということを発見…

今回、筆者たちはJRの西大井駅から歩いてアクセスしました。ところが、神社の公式HPによると、推奨は東急大井町線の「戸越公園駅」からの参拝だそう。元々戸越公園駅は「蛇窪駅」という名前だった程、蛇窪神社にゆかりのある場所。そして、白蛇が移り住んだ戸越公園から蛇窪神社に戻られたことにちなんで、戸越公園駅からの参拝ルートは「白蛇様の戻り道」という開運コースになっているそうです。がーん…ちょっぴりショック…次回はこちらのルートを通ってみたいですね。

というわけで、蛇窪神社には、ぜひ東急大井町線「戸越公園駅」から行ってみてください。

境内案内図・白蛇様の戻り道 – 除災招福総鎮護　東京の白蛇様　蛇窪神社

入口からカワイイがすごい！

鳥居をくぐって参道を進むと、「一粒万倍」という石造がお出迎えしてくれます。これが何となくカワイイ！続いて、手水舎で参拝前のお清め。龍が守る手水舎ですが、とってもカラフルなお花に彩られています。ステキな花手水の中にはガラス玉も混じっていて、思わずうっとり。そばにある小さな水の中にもお花があって、とってもキュートです。

さらに、社殿の横の道がクネクネと蛇のような道になっていて、こちらも何だかかわいく見えました。

蛇窪神社、あちこちにカワイイがすごすぎです。

社殿ではお願い事をしてはいけない？

蛇窪神社本殿

何はともあれ、まずは参拝です。社殿のご祭神は天照大神なのですが、こちらではお願い事をしない方がいいとのこと。これは、天照大神をお祀りする伊勢神宮と同じですね。筆者も、参拝できたことに対する御礼をお伝えするだけにしておきました。

「神宮特別参拝」　ブラックフォーマルで真夏の伊勢詣！～二見興玉神社-猿田彦神社-外宮編～

先日、伊勢神宮に行ってみてはいかがですか？という記事を書いた筆者です。↓その時の記事はこちらです。未チェックの方は、先に読んでみてくださいね。 ...

境内は順番通りに参拝しよう。

勝手に「蛇の道」と名付けた社殿右手の参道を進むと、銭洗いや龍神様など、たくさんの参拝スポットがあります。どこもワクワクするような参拝スポットなのですが、焦る気持ちはいったん落ち着かせましょう(と、自分に言い聞かせました)。参拝には順番があり、それに従ってお参りするのがマナー。こちらでも紹介しますが、初めてでも看板があるので、それに従って参拝してくださいね。

最初は白蛇をなでなで。

まずは、社殿横の「撫で白蛇」をなでなでします。撫で白蛇は夫婦の蛇をかたどっているそうで、大きい方が女性なのだとか。蛇は脱皮をして大きくなるので、復活と開運のご利益をいただけるそうです。また夫婦蛇なので、もちろん縁結びや夫婦円満のご利益もいただけます。特に終わった恋の復活に強いご利益があるようなので、復縁を望んでいる方は忘れずになでなでしてくださいね。

蛇窪神社撫で蛇

次に、蛇窪龍神社を参拝。

続いて参道右手にある、蛇窪龍神社を参拝します。こちらは蛇神と龍神が一緒に祀られている珍しいスポット。「巳が龍」＝身が立つ、から、立身出世のご利益がいただけるそうですよ。蛇窪神社がでる前からあった神社で、何と千年以上の歴史を持っているそうです。出世を望む人や、何か目標がある人は、特にしっかりと参拝してみてください。

蛇窪龍神社

白蛇辨財天の起源もおもしろい！

境内の奥には弁財天を祀る白蛇辨財天がありますが、こちらにも興味深い起源が伝わっています。

古来、この地にあった洗い場に白蛇が暮らしていました。しかし、洗い場がなくなってしまったため、白蛇は戸越公園の池に移り住んでいました。ある日、土地の有力者の夢枕に白蛇が現れて、元の場所に戻して欲しいと願いました。それを聞いた当時の宮司は、境内に池を作って宮島厳島神社の辨財天を勧進。お迎えする日には、雷鳴とともに大風が立ち起こったと言われています。

いよいよ楽しい、銭回しと銭洗い！

次はいよいよ、銭洗いです。こちらの銭洗いは少し変わった作法で行います。

まずは、「白蛇種銭」というお金をお借りします。続いて、隣にある石臼の上に乗せ、時計回りにゆっくり3回廻します。これは、社会が正しい方に回って、お金が自分に巡ってくるように、という願いが込められているのだそう。

蛇窪神社銭洗続いて、種銭を持って白蛇清水で銭洗いを行います。ザルをお借りして、自分のお金を入れた上に種銭を置き、銭洗いを行います。この時、境内にいらっしゃった神社の方が、「洗う時も3回、時計回りに廻すといいよ」と教えてくだいました。せっかく教えていただいたので、水の中でくるくるくると、3回ゆすってみました。お札だったのであまり濡れていないかと思ったのですが、結構しっかり洗えていました。

最後に、ザルごとお金を持って辨財天社にお参りします。いただいた種銭は、お財布に入れ、洗ったお金は自宅で保管するのがいいそうです。ちなみに、この種銭はお借りしているもの。一年を目安に「銭つなぎ」というお礼参りをしてお返しします。持参した種銭は納め棒にお返しし、また同じように種銭をお借りしていけば、どんどんお金の巡りがよくなるはず♪

1年後にどうなったか、ご報告をお楽しみに！

巳の日には、リアル白蛇に会える！

蛇窪神社には、実は本物の白蛇様がいらっしゃるそうで。その名も、「みーくん」と「しーちゃん」。残念ながら筆者が行った日は巳の日ではなかったので会えなかったのですが、とっても珍しい白蛇、会えたらもっとご利益がありそうですね。

入口近くにも、さまざまな参拝スポットが。

白蛇ゾーンの参拝が終わったら、再び鳥居の方へ。蛇窪神社は入り口側にも、魅力的な参拝スポットがたくさんあります。

映えスポット、法密稲荷社

ずらりと並んだ鳥居の先にある法密稲荷社は、雨乞い祈祷をした僧侶が豊作を祈るために、京都伏見稲荷大社の御分霊をお祀りしたのが始まりだそうです。令和4年にできたばかりという社殿にはずらりと提灯が並んでいて、思わず写真を撮ってしまう圧巻の美しさ！夜に明かりが灯ると、さらに幻想的な風景になりそうです。

なお、法密稲荷社の前には水掛宝珠もあるので、こちらにお水をかけるのをお忘れなく！

蛇窪神社　法蜜稲荷

重軽狐石は…挑戦せず！

続いてのスポットは、重軽狐石。石を持ち上げて、軽いと感じると願いが早く叶うそう。全国の神社やお寺にある重軽石ですが、こちらの石は丸まった狐の形をしていて、とってもキュート！ただ、筆者は以前行った重軽石で願いが叶うという結果が出たので、今回は挑戦しませんでした。何か願い事があって、叶うか知りたいという方は、ぜひ挑戦してみてください。

運玉投げは大成功♡

次のスポットは、運玉投げです。くぼんだ満願岩の中に3回石を投げて、1つでも入れば願いが叶うそう。こちらは筆者も挑戦してみました。ら、何と1つ目からくぼみにスポッとイン！残念ながら残り2つは外れてしまいましたが、1つでも入ればOKとのこと。

同行した巡縁女子Sも無事に1つ入っていました。2人ともどんな願いが叶うのかな？楽しみにしています。

蛇窪神社満願石

愚痴壺や福活岩などを見逃していた！

盛り盛りだくさんな蛇窪神社の境内ですが、実は社殿の左手にはもう少し参拝できるスポットがあったようです。中でも筆者が「行きたかった！」と残念に思ったのが、愚痴壺！愚痴の、壺、ですよ!?吐き出したいっ！愚痴りたいっ！！と、そんな邪悪な思いで参拝したから見逃したのかもしれません…また、福活岩と親子岩というスポットもあり、こちらは悪いものを取り去ってくれるらしいです。次回訪問時には、ぜひとも参拝して、腹黒さを取り除いていただきたいものです。