2026.03.20
皆さまこんにちは!
今年は午年。しかも丙午(ひのえうま)の年ということで、
「今年行った方がいい神社特集」なんてものをついつい見てしまうのですが……
その中で、ずっと気になっていた愛宕神社が“良い!”と出てきまして。
さらに「行くならこうした方がいいですよ〜」という“ダブル愛宕”の情報まで耳に入り……
そうだ、愛宕へ行こう!
と、どこかCMのキャッチコピーのような気分になりまして(笑)
今回、行ってまいりました。
電車に乗って虎ノ門ヒルズ駅で下車。
そこから歩いて、愛宕神社へ向かいます。
こんにちは、サイトのイメージキャラ「巡縁ちゃん」です。
さて、「愛宕神社」と熊谷さんはおっしゃっておりますが、
「そういえば、うちの近くにも愛宕神社があったなぁ」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は「愛宕神社」は全国に約900社、すべての都道府県にあるといわれています。
その総本社は、京都・嵯峨愛宕町に鎮座する愛宕神社です。
今回、熊谷さんが向かったのは、東京にある愛宕神社。
こちらは「日本三大愛宕」(京都・東京・福岡)のひとつに数えられています。


そのはじまりは、徳川家康が江戸幕府を開いた1603年。
愛宕神社の御祭神・火産霊命(ほむすびのみこと)の本地仏である「勝軍地蔵菩薩」を勧請したことに由来します。
以来、江戸幕府や庶民から厚く信仰されてきました。
また、勝海舟と西郷隆盛が江戸無血開城に向けて会談を行った場のひとつとも伝えられています。
勝軍地蔵菩薩は、甲冑をまとい、馬に乗る勇ましいお姿が特徴の地蔵尊です。
鎌倉時代以降、武将たちから戦勝祈願や武運長久の守り神として信仰されてきた日本独自の信仰です。
やがて江戸の平和な時代になると、「戦いに勝つ」という意味合いが「火事に勝つ」へと転じ、火伏せの神として広く信仰されるようになりました。
また、京都の愛宕神社は、修験道の祖・役行者や、白山信仰で知られる泰澄によって神廟が築かれたと伝わり、山岳信仰と深く結びついています。
愛宕神社が全国に広がった背景には、修験道の広まりや、戦への勝利を願った武将たちによる信仰の広がりがあったともいわれています。
そして東京の愛宕神社もまた、標高26メートルの愛宕山の山頂に鎮座しています。
この愛宕山は、23区内における自然の地形としてはもっとも高い山です。
名物は、山頂へと続く急勾配の石段「出世の階段(男坂)」。

思わず息をのむほどの高さですが、その先に待つ景色と空気は、きっと格別です。
それではここからは、熊谷さんの現地レポートを拝見していきましょう。
■ 愛宕神社
〒105-0002 東京都港区愛宕1丁目5番3号
都会のど真ん中に、いきなり立ちはだかる急斜面。
これが噂の「出世の石段」。

うわーすごい階段!子供の様な感想ですみません。
急な階段でございます。
なぜ「出世の石段」と呼ばれるのか
時は江戸時代。
増上寺への参拝を終えた帰り道、愛宕神社の前を通った三代将軍・徳川家光が
愛宕山の上に咲く梅を見て、
「馬に乗ったまま、あの梅を取ってまいれ」
という難題を下されました。
急な石段に、多くの武士が挑むも次々と失敗。
誰も名乗り出なくなったそのとき——
進み出たのが、馬術の名手・曲垣平九郎です。

平九郎はすぐに駆け上がるのではなく、
何度も石段を行き来して機をうかがい、
馬と呼吸を合わせたのち、一気に駆け上がります。
そして見事に山頂へ到達。
梅の枝を手折り、将軍へ献上しました。
しかも下りも無事に成功。
これを見た家光は大いに感動し、
「日本一の馬術の使い手である!」
と絶賛。
褒美として金や衣を与えられ、平九郎の名は一気に広まりました。
これが「出世の石段」の由来です。
お写真でどこまで伝わるでしょうか、普通の階段に見えるかもですが、実際は急な階段です。
もはやSASUKEの第2ステージです!?盛りすぎました。
本当に、くれぐれもご無理なさらずに。
手すりもありますので、ゆっくりお登りください。
僕はというと……しっかりこの階段、登りました。
はい、ちゃんと息切れもしましたよ(笑)
そして——
登り切るまでは、下を見ない方がいいらしいです!
これ、熊谷がストリートで仕入れた情報です。
ちなみに男坂のすぐ隣には、「女坂」と呼ばれる、ゆるやかに蛇行した階段もありますので、
帰りはこちらから降りるのがおすすめです。
こちらもストリート情報によると、
せっかく“出世の階段”を登ったのだから、「男坂」から降りない方がいい、なんて話もあるそうです。
どちらを選ぶかは、あなた次第です◎
嘘でしょ!?と思ってしまうような「出世」エピソードですが、
江戸時代以降にも、この男坂を馬で登り降りすることに挑み、成功した人が何人かいたそうです。
曲垣平九郎はこの出来事をきっかけに、その名を広く知られるようになります。
しかしその後の人生は決して平坦ではなく、主家を離れるなどの波乱や、家臣との葛藤、冤罪といった困難にも見舞われます。
それでも挫けることなく、再び仕官して立ち上がった平九郎。
その後の詳しい消息は伝わっていませんが——きっと「冷静さと思い切り」をあわせ持ち、一度の成功に甘えることなく、何度でも立ち上がる強さで人生を楽しんだのではないでしょうか。
登り切ったあとの達成感。
これはなかなかのものです。
そのまま本殿へ向かいます。
こちらが愛宕神社の本殿です。

立派な佇まいで、境内には多くの参拝者の姿も。
私も2026年の仕事の飛躍を願い、お参りさせていただきました。
・火産霊命(ほむすびのみこと)
火の神。情熱、突破力、仕事運、勝負運、出世運を司ります。
燃えるけれど、燃え尽きない——そんな力強さを感じる神様です。
・罔象女命(みずはのめのみこと)
水の神。浄化や調整、トラブル回避のご利益。
熱くなりすぎた心を、すっと整えてくれる存在です。
・大山祇命(おおやまづみのみこと)
山の神。基盤、安定、継続力を司ります。
一時的な成功で終わらせない、土台を支える神様。
・日本武尊(やまとたけるのみこと)
東征の英雄神。突破力、行動力、開運、武運、人生の転機を導きます。
■主なご利益
・出世運、仕事運向上
・商売繁盛、事業運
・勝負運、チャレンジ運
・火難除け、防災
・厄除け、運気上昇
・人生のステージアップ
都会の真ん中とは思えないほど、空気が澄んでいて気持ちの良い神社です。
そして、摂社・末社にも参拝させていただきました。
そのひとつが、弁財天社です。


とても綺麗な社で、
「本当にここ、都会の真ん中…?」と思ってしまうほど、やさしい空気が流れています。
池もあり、なんだかのどかな気分に。

いま話題の神社ということもあり、境内は多くの参拝者で賑わっていました。
そんな中——
おっ、顔ハメパネル発見!

これはもう、撮るしかないでしょ(笑)
ということで、たまたまいらした方にお願いして撮っていただきました。

撮る側も撮られる側も、ちょっと照れながらのニヤニヤタイム。
いい思い出になりました◎
こちらは授与していただいたお守りです。

かっこいいですよね〜!いいですよね〜!
なお御朱印は、御朱印帳への直書きのみの対応でした(書き置きはなし)。
※1月限定の可能性もあるため、参拝の際はご確認いただければと思います。
今度は御朱印帳を持って、また伺いたいと思います!
愛宕神社さん。
都会の真ん中にあるとは思えないほど、やさしくてのどかな空気に包まれていて——
出世の石段を登ったあとは、
「よし、やるぞー!」と自然と前向きな気持ちになれました。
2026年、お仕事を頑張りたい方。
何かあっても諦めたくない方。
そんな方に、ぜひおすすめしたい神社です。
……もちろん、そうでなくてもおすすめです。
いえ、全力でおすすめです!
虎ノ門からも近いので、
このあと赤坂氷川神社へ向かったのですが——それはまた別のお話。
なんだかドラマみたいな終わり方になってしまいました(笑)
ご拝読いただき、ありがとうございました。

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