午年にこそ行ってみて!奈良にある「往馬大社(往馬坐伊古麻都比古神社)」に参拝してみた。

午年にこそ行ってみて!奈良にある「往馬大社(往馬坐伊古麻都比古神社)」に参拝してみた。

2026.02.08

馬にご縁が深い!生駒山を御神体とする「往馬大社」へ

 

2026年は丙午年。

そのため、午年や火にまつわる・仏閣に注目が集まっています。そんな中、奈良県の生駒エリアに、馬と火の両方に深くかかわる神社があると伺いました。

 

その名も「往馬坐伊古麻都比古神社」、通称「往馬大社」。

 

古来より聖地と言われている生駒山の山麓にあり、日本最古の神社とも言われる大神神社とほぼ同年代に創建された古刹という話も。
そこで今回は、山自体がご神体という往馬大社についての由緒やアクセス方法と、実際に参拝してきた様子をご紹介します。

 

 

往馬坐伊古麻都比古神社とは?

 

「往馬坐伊古麻都比古神社(いこまにいますいこまつひこじんじゃ)」、通称「往馬大社」は、奈良県生駒市にある神社。

その歴史は大変古く、創建がわからない程だそう。5世紀に記された総国風土記にはすでに記述がみられ、古来より生駒山を御神体としてお祀りしていました。

御祭神は、共に生駒山の神である伊古麻都比古神伊古麻都比賣神

 

さらに、鎌倉時代には当時盛んだった八幡信仰に合わせて、気長足比賣尊(神功皇后)、足仲津比古尊(仲哀天皇)、譽田別尊(応神天皇)、葛城高額姫命(神功皇后母)、気長宿祢王命(神功皇后父)の5柱が加わります。

 

また、古くから火の神様としても信仰されており、大嘗祭で(天皇の皇位継承時に行われる特別な新嘗祭)用いられる火燧木(ひきりぎ)は代々往馬大社が献上する決まりになっているそうです。

 

 

絵馬発祥の地!? 生駒の地名の由来にも。

 

馬の守護神としても信仰されてきた往馬大社には、このような神話が伝わります。

 

天武天皇の時代、牛馬などの獣が次々と病気を発祥しました。

そこで馬の守護神である往馬大社で馬を並べて奉納する「白馬の節会」を行ったところ、なんと馬たちが蘇ったそうです。

当初は青馬を奉納していましたが、時代が下って神聖視されるようになっていた白馬で行われるようになりました。そのため、白い馬のことを「あおうま」と呼ぶそうです。

やがて本物の馬ではなく絵に描いた馬を奉納するようになったことから、往馬大社は「絵馬発祥の地」と言われるようになりました。

 

 

往馬大社へのアクセス方法は?

 

往馬大社は奈良市と東大阪市の間くらいにあり、電車でも車でもアクセスの良い場所にあります。

 

公共交通機関の場合

 

近鉄生駒線「一分駅」から歩いて7分程
また、生駒駅からタクシーに乗っても、約6分、1,000円程度で到着するそうです。

 

車の場合

 

第二阪奈道路「壱分インター(大阪方面から)」、「小瀬(奈良方面から)」を下りて約700m
神社の目の前に駐車場があります。

 

往馬坐伊古麻都比古神社(往馬大社)に参拝してみた

 

12月の中頃、以前から参拝してみたかった往馬大社さんにご縁をいただき、参拝することができました。

 

当時はまだまだゆったりと参拝できていましたが、やはり午年にご縁があることから、今年はかなり混雑されているようです。
昨年の様子にはなりますが、参拝レポートをご紹介します。

 

 

美しい森に囲まれた聖域

 

当日は、京都方面から車で伺いました。

奈良、生駒、と聞くと何となく遠いというイメージがありましたが、1時間もかからずに到着。あまりにもあっという間に到着してびっくりしました。

 

 

車を駐車場に停めて、早速参拝へ。鳥居をくぐると、公園のような広場になっています。

毎年10月には、この場所で火祭りの行事が執り行われるそう。とても荘厳らしいので、一度見てみたいですね。

 

 

境内に入って最初に感じたのが、とても木々が美しいこと。境内を覆う「鎮座の杜」は太古からその姿を変えておらず、奈良県の天然記念物に指定されているそうです。普段見ている森とは違う神聖な空気に、背筋がピンとのびました。

 

 

興味深い拝殿と、雷にも負けないご神木がすごかった

 

本殿の前には、数十段の階段が。

本殿は山の中腹にあるため、なかなかハードな参道です。息を切らせながら登りきり、拝殿に到着。すぐ神様にご挨拶したいところですが、一度立ち止まって、まずは左手にある祓戸社へ。ご神前に行く前に、心身を清めることが大切だそうですよ。

 

祓戸社をお参りしたら、いよいよ拝殿へ。後ろにある本殿は、7つもの棟が連なっためずらしい形をしています。こちらでは、前述の御祭神がそれぞれ1つずつのお社に祀られているそうです。

 

すべての神様にご挨拶するつもりでお参りしたら、続いて境内を散策。

 

まず見えたのは、痛々しい傷が残るご神木の杉の木でした。何と雷に打たれたそうですが、しっかりと葉っぱが茂っています。

火の神様のご神徳で、雷にも負けなかったそうです。神様も力も、自然の力もすごい!

 

摂社や観音堂も参拝しておこう。

 

本殿の左手には別に囲まれたエリアがあり、いくつかの摂社や末社があります。

特に「生駒戎神社」では、2月に「えべっさん」のお祀りが行われるなど、商売をされている方を中心に篤くご信仰されているそう。

 

また、観音堂には、十一面観音が祀られています。こちらは御祭神である神功皇后が仏さまになったお姿を現したそう。神仏習合のなごりが感じられる、とても貴重な場所ですね。

 

白馬の絵馬がキュートだった

 

前述の通り、絵馬の始まりの神社とも言われている往馬大社。

境内には、白馬の形をした絵馬が、たくさん飾られていました。ずらりと並ぶ白馬たちは、とってもキュート。こんなかわいい絵馬で願い事を伝えられたら、神様もすんなり叶えてくれそうですね。

また、現在は2枚1組になった「夢を描く絵馬」も頒布されているそうです。こちらは1枚を奉納して、1枚は自宅へ持ち帰ることができるとのこと。目標を忘れずにしっかり努力することができそうです。

 

なお、後ほど知ったのですが、境内に並ぶ石灯籠のうち、1基だけ馬が描かれたものがあるそうですよ。ぜひ探してみてください。

 

 

午年に行きたい往馬大社はまさに「聖域」だった

 

馬にとてもご縁のある往馬大社。豊かな自然に抱かれた境内は本当に清らかな空気に満たされていて、まさに「聖域」という雰囲気でした。

1月中はまだまだ混雑が予想されますが、干支は1年中続いています。初詣が落ち着いた頃、ぜひ参拝してみてくださいね。

 

本記事は往馬大社さまに内容をご確認いただきました、ご協力ありがとうございました!

▷▷往馬大社さまの公式HPはこちら!

 

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