2026.05.15
ジャジャーン!!!
記念すべき第1回「巡縁」さんでのコラム執筆!
みなさんこんにちは。
モデル・俳優をしている木野山ゆうです。
“なんとなく”神社仏閣が好き。
“なんとなく”神頼み人生。
“なんとなく”神様仏様に守られてるな~。
そんなわたしがこのコラムを通じて神社仏閣について一から学び、魅力をたくさん伝えていけたらなと思っています。
“なんとなく”を卒業すべく頑張るぞ!!
みなさまこれからよろしくお願いいたします。
さて、記念すべき第一回目に訪れたのは東京都港区元赤坂にある「豊川稲荷東京別院」。
この日は例によって雨女お得意の土砂降り。
うちら雨女族にとっては雨は歓迎の証。
始まりはいつも雨~♪とASKAも言っていたのでASKAもたぶん雨男。
実は昨年もこちらに訪れたことがあった。
しかしその日はもう日が暮れはじめていたので、サッとお参りをして退散。(バチとかめっちゃ信じるタイプでかわいい)
今回、満を持しての再参拝である。
ずらりと並ぶ華やかな赤提灯が赤坂のオフィス街に突如として現れる。一歩踏み入れるとガラッと世界が変わる。

豊川稲荷東京別院 山門
今回ご案内いただいたのは、豊川稲荷東京別院に務められている金子さん。終始ゆる~い空気を纏いながら、様々なことを噛み砕いて教えてくださる魅力的な方だった。私服とか気になる。
そして一緒に巡ったのは、お寺や仏像に超詳しいみほとけちゃん。芸人さんだ。かわいい。同い年ということもありすぐに意気投合。「南無~。」が口癖な模様。

木野山 金子さん みほとけちゃん
到着してまず初めにご祈祷をしていただいた。
この期に及んで欲深く人間らしさの光るわたしは願旨を3つ選ぶのに誰よりも時間を費やした。
本当は全部まとめて大きい円で囲みたいところだったがグッと堪えて3つ。
・開運満足
・芸道精進
・諸災消除
(「奉礼謝」は日頃のご加護への感謝のことだそう)

必死のひとりドラフト会議
記入後、本殿へと案内していただき着席。
6名ものお坊さんが太鼓を叩きながらお経を唱える。
わたしはこれまで神社でのご祈祷しか経験がなかったので、リズミカルに唱えられるお経の心地良さにとても感動した。思わず音に合わせて頭が揺れてしまいそうになる。
人が多い時でも声がしっかりと届くように、マイクを通してスピーカーからも声が聞こえる。「坊主だけにスピーカーはBOSEかな?」などの雑念を振り切り、日々の感謝を伝えながら今年も健康で仕事を頑張れるようにと願った。
本堂にはご本尊である「豊川吒枳尼真天」(とよかわだきにしんてん)が祀られている。
多くのご利益をもたらす“福の神”として、たくさんの人に長く愛され続けている。
スーパーミラクルパワースポットの予感!!

本殿
本殿の左手奥にある「奥の院」にも豊川吒枳尼眞天が祀られている。
お堂の中に入らせていただき、手を合わすことができた。しっかりと自分と向き合うことのできるありがたい時間だ。

白狐にまたがり稲穂を担ぐ豊川吒枳尼真天
また、境内にはいたるところに狐の姿が見受けられる。

それに加えて「稲荷」がつく名前であることや、鳥居が存在することで神社を想像するが、実はこちらはお寺なのだ。
わたしはずーっと勘違いしていて、前回参拝した際には自信満々で柏手を轟かせてしまっていた。無知って怖い。すみませんでした(泣)。
続いてこちらは有名な「融通稲荷尊天」。
“金運アップ”のご利益があるらしい。

融通稲荷尊天
お堂の手前に「融通金」と書かれた、10円玉が入った黄色い封筒が置かれている。こちらをお財布に入れて持ち運ぶと金運がアップするという。
1年後、お礼の気持ちを添えて返さなければならないので忘れないように。
わたしはすでに昨年からお財布に入れていたものがあったので、そちらを無事に返却。(当日思い出したのは秘密。)
そして即、新しい融通金をいただいた。
32歳独身、趣味貯金。よろしくお願いいたします。
こちらは「霊狐塚」。

霊狐塚
信者さんたちが奉納した狐がずらりと並ぶ。
よく見ると狐の顔がそれぞれ違うので、じっくり観察してみるのもおもしろい。
神聖で張り詰めた雰囲気が漂う空間だが、左後ろにいる豊川市のキャラクター「いなりん」が場を和ませてくれているのでありがたい。
こちらは「三神殿」。

三神殿
綺麗に整列した狐に見守られながら鳥居をくぐった先には3つの小さなお社が並ぶ。
・太郎稲荷
-健康を守ってくれるお稲荷様
・宇賀神王
-衣食住に欠かせない神王様
・徳七郎稲荷
-円満な対人関係をもたらすお稲荷様
ここだけで生活に必要なご利益がすべていただけるだと…?!ありがたすぎる。
そんな三神殿の横にある細道を抜けると「愛染明王」がいらっしゃる。“縁結び”の神様だ。

愛染明王
男女のご縁だけでなく、人と人とのご縁を結び、“商売繁盛”としてのご利益にも通ずるそう。

絵馬がハートでかわいい
32歳独身、将来の夢結婚。よろしくお願いいたします。
こちらは「弁財天」。
言わずもがな、“芸能精進”の神様だ。

弁財天
こちらの弁財天様を目がけて芸能人も多く訪れるという。
芸能の世界で生き残るにはもちろん努力も大切だが、運やタイミング、ご縁に好かれる力が必要だと日々身をもって感じる。
わたしにとってこういうスポットは、縋るというよりは、心の拠り所のひとつとして救われる存在だ。お参りすることで前向きになり、いいマインドが作れる。

お金洗ってみた
のちに人から聞いたが、「これは私の持っているお金の代表です。」と唱えながら洗うと良いそう。(嘘か本当かは分からないが(笑)。)
“ご縁がありますように…。”と安易に5円玉にしてしまったことに照れたし、弁財天様違うんです!自分もうちょっとやれます!!という気持ちだ。次はドドンッと1万円札を洗ってやろうじゃないか!
その奥にあるのが「叶稲荷尊天」。

叶稲荷尊天
“縁切り”ができると非常に人気なスポットになっているそうだが、「悪縁を取り除くことで開運招福が叶う」という認識のほうが近いそう。
金子さんから縁切りにまつわるゾワッとするエピソードも聞き、自分勝手な願い方には気を付けなくては…と肝に銘じた。
こちらは縁切りスポットで感じがちな負の雰囲気が一切なく、とても良いパワースポットに感じた。
これでもかという土砂降りが続く。
歩きながらふと目を上げると一際目を引く肉体美をもった狐様を発見。

一目惚れ
鍛え上げられた広背筋とアスリート顔負けの大腿四頭筋にうっとり。学生時代、トレーナーを目指していたわたしはついつい惹かれてしまう。
みほとけちゃんに「筋肉すごいね!」と話しかけたが雨音にかき消されたのだろう、ただただニコニコしてくれた。
境内を巡りながら「七福神めぐり」もできる。

七福神スタンプラリー(ずぶ濡れ)
七福神様が、ゆるかわいいスタンプになっている。
弁財天様は先ほど紹介したが、それぞれどこにいらっしゃるのか見つけるのも宝探しのようでとっても楽しかった。
台紙は授与所で購入できるのでぜひチャレンジしていただきたい。
忘れず御朱印もいただく。

迫力満点の御朱印
やはり、直書きしていただけるとテンションが上がる。かっこいい。字が美しい。羨ましい。
御朱印帳もとってもかわいかったので、御朱印コレクターの方は要チェック!

午だし、ポップでかわいい
土砂降りすぎてしっかりと回りきれなかったが、なんとまだまだお参りできるスポットがある。小銭をたくさん用意してくるのが吉。
また晴天の日にまたゆっくりとリベンジに伺おうと誓った。
最後に金子さんにお話を伺うことができた。

なんちゅー贅沢な時間
「豊川稲荷東京別院」は、江戸時代に名奉行・大岡越前守忠相が、愛知県の「豊川稲荷」から分霊を赤坂の自邸にお祀りしたのが始まりだそう。
明治20年に現在地に遷座し、長く地域の方々に信仰され、守られ続けている。
「ご利益のデパート」と感じる人がいるほどたくさんお参りする場所があるのは、信者さんの「お礼がしたい」という気持ちが形になって、境内が更新され続けているからだという。
めちゃくちゃびっくりしたが、鳥居を建てたのも、不動堂を建立したのもみんな信者さんなのだそう。ほなわたしもなにか建立しよかな。
“今も成長を続けるお寺”というのが非常に印象深かった。
神社やお寺という概念を超え、たくさんの方の信仰心や感謝の気持ち、愛情で作り上げられている空間だ。
そりゃあスーパーミラクルパワースポットになるに決まってる。
なんだかわたしもそんな存在になりたいなと思った。
金子さん、貴重なお話を聞かせていただき本当にありがとうございました。
お寺で働かれている方とゆっくりお話をさせていただく機会なんてなかなかないので、とてもありがたく贅沢な時間だった。
歴史を知ることができたので、次回訪れた時にはまた違う視点で境内を巡ることができそうだ。
知れば知るほど愛着が湧き、また訪れたくなる不思議な力をもったお寺だ。
人々はこの魅力に惹き付けられるのだろう。
いつかわたしが八福神めとして勝手に鎮座している可能性があるので、見つけたらそっと金子さんに報告してほしい。
「豊川稲荷東京別院」様、ありがとうございました。
東京メトロ銀座線/丸の内線「赤坂見附駅」(B出口)から徒歩5分
東京メトロ有楽町線/半蔵門線・南北線「永田町駅」(7番出口)から徒歩5分
