赤坂氷川神社で縁結び祈願!「星合ひの縁結び参り」に参加してみた

赤坂氷川神社で縁結び祈願!「星合ひの縁結び参り」に参加してみた

2024.08.08

都内でも屈指の縁結びパワースポットである、「赤坂氷川神社」。そんな赤坂氷川神社で、七夕の日に、女性限定えんむすび行事があるという情報が入手しました。それはぜひ参加したい!と、巡縁運営メンバーの女性3人が早速申し込んでみました。果たしてどんな行事だったのか、詳しくレポートします!

赤坂氷川神社の「縁結び参り」とは?

東京赤坂にある赤坂氷川神社には、「素盞嗚尊」「奇稲田姫命」「大己貴命」という、縁結びの御利益がいただける三柱の神様がお祀りされております。毎月良縁を願って「縁結び参り」が行われていますが、HPによると、

「縁」とは人と人との出会い、繋がりのことです。古来より縁は神様のお取り計らいとされ、「縁結び」として尊ばれてきました。

とのこと。とてもステキな由来ですよね!

ネットや周囲によると、「縁結び参りに参加して結婚できた」「困難な恋が叶った!」というクチコミが多数ありました。かわいいお守りや限定の御朱印もいただけるとのことで、最近では「東京大神宮」「出雲大社東京分祠」と並んで、東京三大縁結び神社とも呼ばれています。なお、「東京大神宮」「出雲大社東京分祠」については、こちらのコラムもご参照ください♡

 

縁結び参りの申し込み方法は?

縁結び参りは、完全予約制の行事です。HPに斎行日が掲載され、その前月1日の朝9時から予約がスタートします。定員は30名、ご祈祷料は3000円からとなっています。

当日は縁結びを願うご祈祷を行ってくださり、「藍(=愛)の種」が入った巫女さんお手製の「縁結守」と、境内に祀られた四合稲荷にちなんだ「四合御櫛」を授与していただけます。もう、良縁を願う方は、ぜひとも参加したい行事ですよね。

ただし、大人気の行事のため、かなりの競争率。参加希望者は、受付スタートと同時の申し込みが必至です。

 

女性限定の「季節の縁結び参り」は年2回、桃の節供と七夕に。

そんな縁結び参りですが、実は年に2回、女性限定の縁結び参りがあります(通常の縁結び参りは、男性も参加OKです!)。それが、33日に行われる「桃の節供の縁結び参り」と、77日に行われる「星合ひの縁結び参り」です。

まず、桃の節供の縁結び参りは桃の節供にちなみ、形代祓や貝合はせなどを行います。その後、自身で紐を結んだ限定の貝合はせのお守りを授与していただける、女性の幸せと健康を願う神事だそうです。

なお、桃の節供については、こちらの記事に詳しくご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

そして、今回、私たち巡縁メンバーが参加したのが、七夕にちなんだ「星合ひの縁結び参り」。

元々宮中では七夕の日、女性の良縁や針仕事の上達を願い、針や糸をお供えする祭事が行われていました。星合ひの縁結び参りは、それにちなんで、女性の良縁や仕事運を願う祭事です。

どちらも参加費は5,000円。通常の縁結び参りと同様、規定日の9:00から受付がスタートするので、HPの指示に従って申し込みが必要です。

 

そもそも赤坂氷川神社とは。

赤坂氷川神社は、平安時代創建の由緒ある神社。東国を遊行していた蓮林僧正が、夢の中でお告げを受けて、一ツ木村(現在の赤坂4丁目)に氷川明神をお祀りしたのが始まりと言われています。

江戸時代、八代将軍・徳川吉宗の時代に現在の地に遷座され、以後赤坂全域と六本木・虎ノ門の一部地域の氏神様して深く信仰されています。その後、関東大震災や第二次世界大戦時も免れ、創建された当時の社殿が今もなお残されています。

 

御祭神は、縁結びの神様

赤坂氷川神社の御祭神は、素盞嗚尊と奇稲田姫命、そして大己貴命。素盞嗚尊と奇稲田姫命は夫婦神であり、大きな困難の中で結ばれたことから、叶い難い縁も結んでくれると話題です。そして大己貴命は出雲大社の出雲大社の御祭神・大国主命と同一神とされており、ご利益はもちろん縁結び。つまり、赤坂氷川神社には、三柱もの縁結びの神様がお祀りされているのです。

縁結びというと男女の縁を想像される方が多いですが、家族、友達、仕事、学業など、様々な良縁にご利益がいただけます。特にオフィス街や政治の中心地も近いことから、仕事運を祈願される方も多いようです。

 

いつでもできる縁結び祈願

その他、赤坂氷川神社では、社務所の空いている時間にお申し込みなくできる縁結びの祈願が2つ、縁結ひ(えんゆい)、さくらんぼ結びもあります。ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

 

〇縁結ひ(えんゆい)

和紙に願い事を書いて、縁結びの格子に結びます。

その昔、日本には願いをしたためた紙を社寺の格子に結って、縁結びを願う風習があったそうです。「縁結ひ(えんゆい)」に使われている、「縁結びの格子」は、なんと赤坂氷川神社の社殿で使われていたもの。多くのご縁を見守ってきたありがたい格子に願いを託すことができますよ。和紙は季節によって色のご用意が変わるそうです。

 

〇さくらんぼ結び

「さくらんぼの根付け」を、境内の「願の木」に縁結びの願いを込めて結びます。

願の木は古来より「縁結びの木」として親しまれる梛(なぎ)の木、ころんと可愛らしくさくらんぼが揺れる根付は巫女さんが赤い糸を結んでいるそうです。

赤い糸には災いを防ぎ、運命の人へ導く力があるのだとか。同封の「恋みくじ」は、おみくじ掛けに結ぶかご自宅へ持ち帰ります。

 

四合稲荷にもお参りしよう!

赤坂氷川神社の境内を赤坂駅方面に降りていくと、参道の脇に「四合稲荷」がお祀りされています。その名の通り、赤坂周辺に鎮座していた4つの神社が合わさってできた神社ですが、名付け親は勝海舟という大変由緒ある神社です。参拝すると幸せを授けてくれると言われ、パワースポットとしても有名です。御社殿参拝後、ぜひ忘れずにお参りしてみてください。

 

赤穂浪士にも関係が!?

忠臣蔵でおなじみの赤穂浪士ですが、実は現在赤坂氷川神社がある場所には、浅野内匠の正室だった瑤泉院の実家である浅野土佐守邸跡があったそう。歌舞伎や映画などでもおなじみの「南部坂 雪の別れ」で大石内蔵助が訪れたお屋敷は、この地にあったのですね。その南部坂は、氷川神社を出て六本木一丁目方面に向かった場所にあります。歴史好きの方はぜひ行ってみてください。

 

巡縁女子の「星合ひの縁結び参り」参加レポート

今回は、筆者を含めた巡縁女子3人が「星合ひの縁結び参り」に参加をしてきました。とってもステキな祭事でしたので、様子をレポートします。

 

申し込みは9時ジャストに!

まずは、行事への申し込みです。月に1度開催の「縁結び参り」も人気で取れないと噂でしたので、HPの案内に沿って、申込開始である9:00ちょうどに申し込みました。すると、1分後には、送信内容確認のメールが。続いて10:30頃に予約確認の連絡が届き、申し込み完了!ばんざーい!!なお、9:05頃に申し込みをした別の女性は、満席のため参加できずどれだけ競争率が激しいのかを痛感しました。そしてそんな中でも申し込みができたこと、ご縁をいだたけたことに、既に感謝でした♡

 

準備からステキすぎる行事に感動!

行事当日。今回は七夕の行事ということで、せっかくだからと全員浴衣で参加しました。

メールでは、準備があるため20分前までには来てくださいとのこと。ギリギリになりましたが何とか到着し、先に社殿にお参りもして受付へ。受付は、お守り授与所のすぐ横の建物に入ったところにあります。名前を伝え、初穂料をお納めすると、座敷に案内していただけました。すると、テーブルの上には、梶の葉に見立てた紙と、めちゃくちゃかわいいお針箱が置いてあります。

まず、梶の葉に、願いごとを記します。これは、平安時代に貴族たちが、「梶の葉」を「船の舵」に見立てて和歌や願い事を書いた七夕の風習に由来しているそうです。そして、乞巧奠にちなみ、お針箱に名前を書いて、ご神前にお供えしてくれます。

準備段階で、既にとってもステキな行事♡そんなテンションが上がった状態で待っていると、ほどなくして神職さんが呼びに来てくれました。いよいよ上殿し、ご祈祷を受けます。

 

厳かな雰囲気で、良縁をご祈祷いただく。

行事がはじまり、社殿の中へ。夏夜の風が時折ふわりと抜ける社殿内。琴と笛の音が奏でられ、とても厳かな雰囲気です。神聖な空気の中で行事は進んでいきます。礼拝したり、願いを書いた梶の葉を供えたり、お浄めをしてもらったり、お針箱を奉納したりとは言っても、神職さんがとっても親切に説明をしてくれるので、それに従って行動すれば大丈夫。ただ、この日は35度を超える猛暑日、エアコンに慣れた現代人にはかなりの暑さで、そこはハードモードでしたま、汗をふきふき受けるご祈祷も、夏らしくて良かったデス。

行事は30分程で終了。普段なかなかご祈祷を受けることもないので大変ありがたかったですし、何より神様と間近で対面できて、幸せな時間でした♡

 

お守りとお土産がめちゃくちゃかわいい!

社殿から退出すると、お守りとお供物がいただけます。まず、お守りは、織姫と彦星をイメージした、赤と青のお守りがペアになった星合ひ守。の日しかいただけないお守りで、もちろんステキです!そして、先ほど奉納したお針箱や、お供物の雑穀(実際に食べられます、ありがたい~)など。お土産がたくさんあって、こちらもうれしい!

可愛らしいおみくじもたくさんあり、ついつい何個も引きたくなってしましました。

さいごに巡縁女子さんにご推奨のマナー。

今回、一緒に参加された女性の中に、ちょっと残念だな、と思うマナーの方がいらしたので、自分を含め巡縁を読まれた方には気を付けて!という意味を込めて、少し書いておきます。

まず、靴下を着用しましょう!社殿に上がる際には当然としても、畳に上がる時も靴下は必須です。季節柄、サンダルを履いている女性が素足でそのまま参加されていましたが、失礼に当たりますので気を付けて。それと、カジュアルすぎる服装もNG!ショートパンツの方がいらっしゃり、ちょっとびっくりしました。夏は肌の露出が多くなりますが、ご神前では肩やお腹、足の出しすぎは禁物ですよ。

そんなマナーのお話、新人の巫女さんがnoteに少し書いているので、ぜひご参照ください。

可愛いけれど、ノーズリーブ、ショートパンツは控えましょう。できれば靴下、せめてストッキングを履いていきましょうね。

ライターさんはじめ巡縁の運営に関わるメンバーは、お寺神社の関係者が多いんです。マナーに詳しいので、ぜひ参考にされてください。ちなみに、「初穂料」はちゃんと「のしつき」の封筒に入れて、できれば「新札」を入れるといいですよ。

 

縁結び参りは毎月開催。男性参加者もOK

今回参加した星合ひの縁結び参りは女性限定ですが、毎月開催されている縁結び参りは男性の参加も可能です。神職さんに伺ったところ、昔は女性ばかりでしたが、最近は男性の参加者も増えているとのことです。また、前述の通り、縁結びは男女の縁だけでなく、仕事や家族・友達などを願ってもOK!由緒ある赤坂氷川神社で、ステキなご縁を願ってみてはいかがでしょうか。

 

編集後記:「星合ひの縁結び参り」ご利益のほどはいかに!?

今回、ライターさん、運営2名が参加した「星合ひの縁結び参り」ですが、ご利益のほどはいかに!?神仏初心者の運営からご報告させていただきます。

 

すごくラッキーなライターさんと運営の2人

ライターさんと運営1名は「日頃からお寺神社に親しんでいる」「人生の節目にはお参りを欠かさない」という神仏が生活に染み込んでいる方々なんです。

この方々は本当に運がいい!笑ってしまうほどに!

別件でご一緒したお参りでは、「彼女たちの後に混雑が来る」「うまいタイミングで渋滞が避けられる」などちょっとしたラッキーが続きます。

以前もお話ししましたが、ライターさんはよく懸賞に当たっています。

日頃からのお参りは効果絶大だと、見ていて感じます。なので、どの社寺のご利益なのかもう正直わからない。

 

神仏初心者の運営が感じたご利益

で、あまりお参りをしてこなかった、初心者の運営の方はあまりお参りをしてこなかったので、割とまだ鑑別がつく気がします。

さて、今回「星合ひの縁結び参り」に参加し、運営は確実に「仕事運」が上がりました。

以前から希望していた仕事をいただくことができました。 人生のタイミングにより、ずっと使うことができていなかった技術と夢がやっと日の目を見ることができ感動しています。

もちろんその分大変ですが、神様が応援してくれているのだと信じると力も出ますよね。

 

その他、ずっと連絡が途絶えていた友人から連絡がありました!ちょっと残念な途絶え方をしていたのですが、お互いにわだかまりがないことが分かり、つっかかっていたものが落ちて前向きになれました。

 

巡縁は「神仏初心者」の「お寺神社デビュー」を応援しています!!

どうでしょうか?これまであまりお寺神社にご縁がなかった方、正しい参拝方法でお参りすれば、自分の思いだけではどうにもならないことを、少しだけ神仏にそっと助けてもらうことがきっとできると思います。巡縁は「神仏初心者」の「お寺神社デビュー」を応援しています!!

 

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