すべてが「うまく」いく?厄除けからIT守護まで!午年にご縁のある【神田明神】に行ってみた

すべてが「うまく」いく?厄除けからIT守護まで!午年にご縁のある【神田明神】に行ってみた

2026.02.15

東京都心なのに馬がいる!「神田明神」に参拝してみた

 

2026年は午年にまつわる神社が大人気。

中でも連日行列が絶えないと噂なのが、馬にご縁があり、江戸の鬼門を守る “最強”パワースポット「神田明神」です。

 

ご利益は、厄除けや商売繁盛、仕事運や縁結び、さらにはIT守護という現代的なものまで多岐にわたります。また、最近ではアニメの聖地としても話題だそう。
そこで今回は、“江戸の総鎮守”神田明神の歴史やご利益、アクセス情報や見どころなどを、実際に参拝したレポートと共にご紹介します。

 

神田明神とは

 

神田明神は東京都千代田区にある神社。

その歴史は非常に古く、天平時代の創建と伝えられています。正式名称は神田神社

元々は出雲氏族の真神田臣により、現在の大手町(将門塚付近)に建立されました。御祭神は出雲大社の御祭神と同じ大己貴命(大国主命)、共に国造りに尽力した少彦名命(恵比寿神とも言われる)、そして平将門の乱の後に相殿として合祀された平将門命

 

戦国時代になると武家からも篤く信仰されるようになり、関ヶ原の戦いの前には徳川家康が戦勝祈願を行い見事勝利したことから、幕府からも崇敬を受けるようになります。

やがて江戸時代になると、表鬼門を守護する“江戸の総鎮守”として現在の場所に遷座。戦災や震災による被害を受けながらもその度に再建され、今もなお人々の篤い信仰を集めています。

 

 

御祭神「平将門命」とは

 

平将門は平安時代中期の武将で、桓武天皇の血を引く桓武平氏の一族です。

関東(当時の坂東)を拠点に勢力を拡大し、朝廷に反旗を翻した人物として知られています。

 

「関東諸国を制圧し、新皇を名乗るという重大な反逆を起こした者」として朝廷から追討令を出され、藤原秀郷・平貞盛らに討たれた後、首は京都でさらされました。

しかし、将門の死後、京都では天変地異や疫病、雷火や不審死などが相次ぎ、将門の怨霊の祟りだと恐れられました。

 

特に有名なのが、晒されていた将門の首が「東を目指して飛び去った」という伝説です。首は現在の東京・大手町周辺(将門塚)に落ちたと言われており、落ちた場所に首塚を築いて神として祀り鎮めることとなりました。

 

なお、京都側からは関東で勢力を伸ばし反乱を起こす存在として恐れ疎まれましたが、関東側から見ると理不尽な朝廷支配に抗った英雄であり、民を守ろうとした神的存在であることから、大変な人気があったそうです。

 

怨霊と恐れられている将門公ですが、頼って来た国司を助けてたり、人質になった敵の奥さんに着物を持たせて解放したといった仁義に厚い親分肌の逸話が残っています。

 

神田明神・平将門命と馬の関係

 

馬は神様の乗り物として神聖視されており、奉納された馬を御神馬として育てる神社も少なくありません。神田明神にも代々御神馬がいて、現在は「あかりちゃん」という15歳の女の子のポニーがいます。

また、御祭神の一柱である平将門命は、馬に大変縁がある人物です。

一族が居住していたとされる福島県の相馬地区では、野馬を放ってとらえるという軍事訓練が行われていました。

 

捕らえた馬は神社に奉納されていて、現在でもその様子を再現したお祭りが行われています。

境内の随神門には、その神事を表したといわれる「繋ぎ馬」のモチーフが彫られているので、こちらもぜひチェックしてみてください。

 

なお、平将門と相馬のお祭りの話は、相馬野馬追祭の記事でも詳しく紹介しています。ぜひ一緒に読んでみてください!

▷▷午年にこそ訪れたい!騎馬が主役のすごいお祭り【相馬野馬追】に行ってみた。 

 

 

 

成田山に行ってはいけない!?

 

成田山新勝寺に参拝した人は、神田明神に参拝してはいけないという話があります。

 

これは、平将門の乱が起こった際、朝廷側の依頼により成田山が将門討伐の祈祷を行ったからと言われています。

そのため、両方を一緒に参拝するのは縁起が悪いと言われているからだとか。気にされる方は、少し期間を空けて参拝されるのがいいかもしれませんね。

▷▷成田山新勝寺とは?歴史・御護摩祈祷・見どころを徹底ガイド【初詣・観光におすすめ】

 

アニメ神輿も!?江戸三大祭り「神田祭」も開催

 

神田祭は隔年(奇数年)に開催される、江戸三大祭の一つです。

起源は平安時代にさかのぼり、江戸時代には徳川将軍家が上覧する天下祭として大いに栄えました。

祭りの中心は、豪華絢爛な神輿が江戸・東京の町を巡る神幸祭で、氏子108町会が参加する大規模なものとして知られています。

最近ではラブライブ!などのアニメの聖地としても有名であることから、秋葉原からアニメ神輿が出るなど、歴史と文化の融合も注目されています。

 

 

神田明神へのアクセス方法は?

 

神田明神は東京の中心部にあり、電車でも車でも大変アクセスが良い場所にあります。

 

 

公共交通機関の場合

 

・JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水駅」から徒歩約5分
・東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」から徒歩約5分
・東京メトロ銀座線「末広町駅」から徒歩約5分
・JR山手線・京浜東北線、東京メトロ日比谷線、つくばエクスプレス「秋葉原駅」から徒歩 7~9分

※なお、名前に神田と入っていますが、「神田駅」は最寄り駅ではありません。ご注意ください

 

車の場合

 

境内に参拝者用駐車場があります。

鳥居をくぐって門の前の道を右手に曲がり、境内の側面を通るように進むと奥に10台程停められるスペースがあります。

混雑している場合が多い上、行事の際は使用できなかったりするので、事前に周辺のコインパーキングの場所などもチェックしておくと安心です。

 

神田明神に参拝してみた

 

初詣では史上最高の大混雑だったという神田明神

筆者たちが参拝に訪れたのは、まだ混雑の少ない昨年の初秋頃でした。

 

まだまだ残暑が強い日、JR御茶ノ水駅に降り立ちます。聖橋を渡り、湯島聖堂を見ながら歩いていくと、青緑色の鳥居が見えてきました。

 

真っ赤な随神門がお出迎え

 

鳥居をくぐって参道を進むと、立派な随神門がお迎えしてくれました。

 

昭和50年に、天皇陛下即位50周年記念で建立されたそうですが、とても色鮮やかです。

2階の左右には、将門公の子孫である相馬氏の家紋である繋ぎ馬がちらりと見えます。

左右にいらっしゃる隨神像ですが、何とパナソニックの創業者・松下幸之助さんが奉納したものだそう。しかも、使われているのは加藤清正が手植したと伝わる熊本城域内の楠。門だけでも、話題が尽きないのもさすがですよね。

 

 

拝殿に三柱の神様

 

門をくぐって境内へ。まっすぐ伸びた参道の真正面に、拝殿が見えます。ドラマVIVANでもおなじみの光景。

乃木さんが参拝している様子そのままです。平日の昼間でしたが、結構参拝者でにぎわっていました。

まずは参拝。この奥の御本殿に、御祭神である大己貴命、少彦名命、そして平将門命が祀られています。

何ともすごいメンバーですよね…ご利益は、厄除け、縁結び、商売繁盛、健康、勝運などなど。

最近では秋葉原が氏子地域であることから、ITの守護利益もいただけるそう。

社殿は、昭和9年に建てられたもの。当時には珍しい鉄骨鉄筋コンクリートで建てられた社殿は東京大空襲にも耐え抜いたため、強運のご利益もいただけるそうです。

 

 

境内を散策

 

御本殿に挨拶したら、続いて境内を散策していきます。

境内には石像や摂社・末社などたくさん見どころがあるのですが、中でもおすすめのスポットをいくつかご紹介します。

 

 

存在感がすごい!だいこく様の石造

 

境内に入って左手には、かなり大きな“だいこく様”の像があります。

御祭神の大己貴命が大国主命と同一視され、さらに大国主命が大黒様と同一視されていることから、縁結びの神様として祀られているそうです。

 

この像、石造りとしては日本一の大きさだとか。男女の縁はもちろん、オフィス街にある神田明神らしく仕事運をお願いされる方も多いそうですよ。

 

こちらもちょっと驚く、えびす様

 

こちらは結構新しいもので、同じくご祭神である少彦名命と同一視される“えびす様”の像です。

作られたのは東京芸術大学の元学長さんだそうで、ダイナミックな波に、イルカやら亀やらがいるという現代的な造形がとても興味深いです。

見たことある方も多いと思うのですが、龍角散のCMでもおなじみですよね(龍角散は本社が東神田にあり、氏子さんだそうです)。

 

少彦名命は日本に医療や農耕を伝えた神様であるため、病気平癒や健康、開運や商売繁盛のご利益がいただけます。

 

お守りの自動販売機

 

境内の文化交流館には、御守りや神社に関するグッズ、東京のお土産物など、魅力的なものがたくさん販売されています。

その反対側にひっそりとあるのが、何とお守りの自動販売機!

頒布されているお守りの一部がいつでも購入できるのはとてもありがたいですよね。

 

24時間お参りができて、しかも日中は参拝ができないビジネスマンが多い場所にある神田明神ならではと思います。

 

隠れた金運パワースポット!銭形平治の碑

 

本殿の右側にこっそり、銭形平次の碑があります。

銭形平次が神田明神下の長屋に住んでいたという設定だったため、日本作家クラブさんによって作られたそうですよ。寛永通宝がモチーフになっていて、実は金運アップの隠れスポットと言われています。見逃さずに参拝してみてくださいね。

 

 

午年だけじゃなく、行ってほしい!都会の神社だからこその魅力

 

さまざまなご利益がいただけて、見どころたくさんの神田明神。

 

いつ行っても多くの参拝者がいて、明るく活気がある神社です。

多様な願い事に対応してくださるのは、都会にある神社ならでは。現在は午年の影響もあって、土日は大混雑とのこと。

 

長居したくなるとてもイゴコチの良い神社なので、ぜひ平日や早朝を狙って、ゆっくり参拝してみてください。

 

Deraさん自己紹介

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