関東最強?パワースポット 三峯神社に行ってみた!
2023.10.29
人生が変わる?関東最強パワースポット「三峯神社」に行ってみた
埼玉県は秩父の山奥にある「三峯神社」。ネットやテレビ、雑誌などで度々取り上げられる、関東最強のパワースポットと呼ばれています。
三峯神社の参拝者からは、「人生が変わった!」という声をたくさん聞きます。その一方で、「人を選ぶ」などという少し怖い噂も。
今回はそんな最強パワースポット「三峯神社」に実際に参拝し、様々なパワースポットを巡ってきた様子をレポートします。
三峯神社とは
三峯神社は、今から約1900年もの昔に、日本武尊によって創建された由緒ある神社です。
御祭神は、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉册尊(いざなみのみこと)。
雲取山、白岩岳、妙法ヶ岳の3つの山から、三峯神社と名付けられました。
役小角や空海が修行をしたことから修験霊場として崇敬を受けるになり、江戸時代頃からは猪などから農作物を守ってくれるオオカミを神格化し、眷属として「お犬様」と祀るようになりました。
すると、そのオオカミが盗難や災難から身を守ってくれると伝えられ、信仰が全国に広がりました。
元々は仏教色の強い霊場でしたが、明治の神仏分離によって神社となり現在に至ります。
人を選ぶと言われる理由は?
三峯神社が「人を選ぶ」と言われるのは、元々は厳しい修行を乗り越えた人だけが参拝できる神社だったから。
現在では車やバスで簡単に参拝ができますが、それでも強い気が残っているため、心身に不安がある人は、気分が悪くなったり体調を崩したりすることがあるそうです。
少しでも不安がある時は参拝を避け、元気な時に訪れる方が安心です。
三峯神社、オススメのパワースポット
神社全体がパワースポットと言われる三峯神社ですが、拝殿を参拝した後、絶対に行って欲しいパワースポットがたくさんあります。
参拝方法と共に、それぞれご紹介します。
珍しい三ツ鳥居をくぐる
三峯神社の入り口とも言える鳥居は、全国でも珍しい三ツ鳥居です。三ツ鳥居には正式にくぐり方があると言われています。
- 中央の鳥居をくぐり、左の鳥居から戻る
- 再び中央の鳥居をくぐり、右の鳥居から戻る
- 再度、中央の鳥居から左の鳥居に戻る
- 真ん中の鳥居から入り、参道を進む
なお、三峯神社は神社なので、参道は真ん中を避けて、左右のどちらかを歩くようにしましょう。
オオカミいっぱいの境内は見どころもいっぱい
神聖な雰囲気の境内を進むと、鮮やかな随身門にたどり着きます。
元は仁王門だった場所で、神仏分離前の様子がうかがえる貴重な場所となっています。
また、三峯神社の神使は、狛犬ではなくオオカミであるため、境内にはオオカミがたくさん祀られています。
表情豊かなオオカミをたくさん探してみてください。
まずは拝殿を参拝
参道を進むと、拝殿にたどり着きます。まずはこちらへ参拝を。神社ですので、二礼二拍手一礼でお参りします。
三峯神社は、縁結び、家内安全、五穀豊穣の他、災難除けや火盗除けの御利益がいただけます。
自分のお願い事をする前に、無事にお参りできたことに対する感謝を伝えることも大切です。
拝殿を参拝し終えたら、境内にある様々なパワースポットを巡ってください。
石畳に浮き出る龍を見よう
拝殿の敷石に、水をかける柄杓が置いてあります。
柄杓で敷石に水をかけると、何と赤い目をした龍の姿が浮かび上がります。
この龍の姿は、2012年、辰年に浮き出てきたそう。
この龍の姿を写真に撮ってスマホの待ち受けにすると、大きなパワーがいただけると話題です。
樹齢800年の御神木からパワーをいただく
拝殿のすぐ下には、樹齢800年の大杉があります。
鎌倉時代に活躍した武将・畠山重忠が奉納したもので、通称「重忠杉」とも呼ばれています。
実はこの御神木、三峯神社の中でも屈指のパワースポットと言われていて、人気のお守りの中にも使われています。
手をかざすだけでも大きなパワーをいただけるので、忘れずに参拝してみてください。
えんむすびの木に願いを込めて
拝殿から奥に進んでいくと、えんむすびの木と呼ばれるモミとヒノキが見える場所にたどり着きます。
この2本の木は、根元が寄り添うように立っているため、異なる二人が寄り添う姿に見立てて縁結びの御利益がいただけると言われるようになりました。
近くには用意された2枚の紙に、自分の名前と意中の人の名前を書いて「こより」を作ると、良縁を結んでくれるそうです。
日本武尊像は必見!
奥宮遥拝所方面に進んだ小高い丘の上には、巨大な日本武尊像が祀られています。
とても迫力があり、大きな手にパワーを感じる!という声が多数聞かれます。
途中にある奥宮遥拝所は、秩父の街を一望できる絶景スポット。運が良ければ、雲海を見ることもできます。
授与していただきたい「氣守」と、「御眷属拝借」の不思議な体験
三峯神社で最も有名なのが、「氣守」というお守りです。
カラフルな色の中から選べるこのお守には御神木が入っているそうで、参拝後も強いパワーをいただけます。
特に有名だったのが1日限定で配布されていた白の氣守ですが、有名になりすぎて周囲に大渋滞を招いたことから、残念ながら現在は配布されていません。
一方、知る人ぞ知る最強の授与品と言われているのが、「御眷属拝借」というお札。
このお札を授与していただき、説明の通りにお祀りすると、眷属であるオオカミが着いてきてくれて、様々な災厄から身を守ってくれます。
御眷属拝借をいただいた人の中には、
「帰宅しようと車に乗ると、何かがトンと車に乗った」
「犬を飼っていないのに、人から犬を飼い始めたのかと聞かれる」など、不思議な体験をしたという人が大勢いるのだとか。
ご利益も大きい御眷属拝借ですが、しっかりお守りして1年後にお返しする必要があります。
三峯神社へのアクセス
車の場合
【東京方面から】
関越自動車道 花園IC→国道140号線→皆野寄居バイパス→三峯神社(約2時間)
【山梨方面から】
甲府昭和IC→国道140号線→雁坂トンネル→三峯神社(約2時間半)
【駐車場】
秩父市営駐車場(有料)が利用できます。
公共交通機関の場合
西武秩父駅または三峰口駅より西武バスで約1時間15分。
※バスは混雑するので、長時間立っての乗車になる可能性があります。
池袋駅から西武秩父までは、特急ラビューまたはレッドアロー号で、約80分です。
関東最強の三峯神社で良い気をいただこう
三峯神社は境内全体がパワースポットと言われる程、強い力を持った聖地です。
人生が変わる程の御利益がいただける人がいる一方で、心身が弱っている時にはおすすめできない神社でもあります。
心も体も元気な時に参拝して、良い気をたくさんいただいて帰ってください。
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