心・体・魂を浄化!大阪のアーユルヴェーダサロン『シャンティランカ』の断食道場体験記〜その2〜断食道場に行ってみた!吉野東南院で断食体験

2025.02.24
2024年10月25日から27日、奈良・吉野山の東南院で開催されたアーユルヴェーダ断食プログラムの潜入レポート。2回目の今回は、断食もアーユルヴェーダも知らなかった筆者が体験した「断食道場」の様子をお届けします!
東南院とは?
アーユルヴェーダ断食プログラムが開催されのは吉野にある東南院。
金峯山寺の奥の院である、大峯山山上ヶ岳の大峯山寺護持院の一つという由緒正しいお寺です。
通常、東南院に一般の人が宿泊できる機会はほとんどないそうで、参加者の多くが「特別感が嬉しい」と言われていました。

断食道場の目的と方法:体も心も浄化するために
筆者は今回初めての吉野に来訪しました。
蔵王堂で念願のご本尊にもお会いしてテンションが上がりつつ、参道を大きなスーツケースをガラガラと引きいて趣ある東南院の門をくぐりました。
アーユルヴェーダ断食道場で実施されたスケジュールはこちらのリンクからご覧いただけます!
受付を済ませると、何十人も入れるだろう大きな和室で、スリランカのドクターをオンラインで招いた説明会が始まりました。
スリランカの先生・・・壷坂寺のご本尊に激似です、仏様って海外の方だったよなと思い出しました。
続けて「断食道場」を今回運営する徳永先生を始めとするシャティランカスのセラピストの先生方のご挨拶や、参加者同士の自己紹介もあり場が温まります。
なんと遠くは北海道からの参加者も!わきあいあいと場が和んでいきます。
そして、今回の断食を通じて感じて欲しいことが発表されました。
『「肉体的・精神的・霊的な浄化」体内や心に蓄積された未消化物(アーマ)を、断食を通じて消化力をあげて取り除き、心と体を正常なバランスに戻していく』こと!
・・・なんだか難しそう!?ついていけるかな!?とちょっと不安になりましたが、断食道場では、この目的達成のための特別な食事とアクティビティが多数用意されていました。
断食中の食事方法!?
断食といっても、今回は「食べられる断食」です。これは初心者向けの断食なのよ〜と説明をいただき、不安がちょっとだけ減ります。ほかにも、ジュースだけの「ジュース断食」、フルーツだけ食べる「フルーツ断食」があるそうです。
お楽しみの食事は1日2回提供されました。
お寺での食事といえば「精進料理」がまず想像されますが、今回はスリランカのアーユルヴェーダ料理、何やら消化力が上がるように工夫されているとのことなのですが・・・・こちらは次の項目で詳しくご説明しますね!
腹八分目を目安に体調に合わせて食事を調整
さて、日本人は「一粒のお米には7人の神様がおられます!残すべからず!」と、全部食べ切らなきゃという価値観が多かれ少なかれ根付いているかと思います。
しかし、今回の断食に限っては、出されたものをすべてを食べる必要はなく、腹八分目を目安に体調に合わせて各自が調整するよう指導がありました。また、日中は積極的に白湯を飲んで、消化を促すようにとの指導もありました。
また、血糖値が下がった際はデーツ(やしのみの乾燥果物)やブドウ糖をとりエネルギーを補給するよう指導がありました。断食チャレンジに緊張していたのですが、体に無理のない形で進められそうで、ホッとしました。
とは言っても、やっぱりきた不調!
後述しますが、数あるアクテビティで2日目夜まで楽しく過ごしていた私ですが、3日目の朝に突然血糖値が下がったようで、布団から出られず・・・。慌ててデーツと糖分をいただきました。
同じように3日目に不調を感じるかたがちらほら・・・みなさん、私と同じように布団から出られません。ダウンしてしまったせいで、金峯山寺蔵王堂での朝の勤行を逃してしまったのが心残りです…。
お坊さん方が修行として行う完全断食のときには、2日目で起きれれない方が多く出るのだそう。断食によりエネルギーが減ると、活動量を抑えるために人は自然と寝るんだろうねぇと徳永先生のお話でした。
ところが、食事を用意してくださるセラピストの先生、徳永先生も全く同じように食事を制限して運営をされていたのに、普段の鍛え方の違いからか、精力的に活動され、また、お腹も空いてこないと言われており驚きました!!
スリランカの知恵が詰まったメニュー
さて、食べられる断食ではどんなものが提供されたのか、ご紹介します。スリランカのアーユルヴェーダ料理は初めて体験する味覚ばかりでした。
食べられる断食:体に優しいスリランカ料理
スリランカの知恵が詰まった食事ばかり、スリランカの食文化では「作り置きなし」が基本。全てがその場で調理されるのだそうです。(スリランカのお母さん、大変そうですね・・・)
- 1日目: カブのポタージュ
- 2日目:朝 おかゆと消化力を高める酸味の強いスープ、夕 かぼちゃのスープ
- 3日目: 大根の煮物とおかゆ
どれもスパイスがしっかり効いていて、少量でも満足感のあるメニューでした。
とくに筆者は1日目のカブのポタージュが絶品で感動しました!参加者のみなさんも「美味しい!」と大絶賛、のちに連絡用に作られていたLINEグループでレシピが共有されるほどの人気っぷりでした。
筆者は2日目の朝にお腹の中がスッキリとリセットされる感覚を味わい、「これがアーユルヴェーダの力〜〜〜!」と感動しました。ただし、効果のタイミングは人それぞれで、3日間を通してスッキリという方も。
一方で、私は3日目の朝に低血糖になったのは、早々にスッキリしてしまったせいではないかとも振り返ります。
心を整えるアクティビティ
断食道場では、心を浄化するアクティビティが多数用意されていました。
大人気のメディスンホイール
数あるアクティビティの中でも特に大人気だったのが「ミュージックセラピー」、私は今回初めての体験でした。
大小さまざまな金属製の「大きなお凛」の奏でる音色に身を任せてリラックスするというアクティビティ、
自然に深い睡眠が取れると参加者にもスタッフにも大人気!
私もその音に導かれるようにぐっすり眠り、心も体もリセットされた感覚を味わいました。さまざまな大きさのホイールは、チャクラに対応しているのだそうです。
リラックス後は、参加者がワイワイとホイールの周りに集合、この不思議な音色の魅力を先生から教えていただきました。鳴らしていいよ〜とスタッフの先生から、ホイールを鳴らす棒を触らせていただきます、私は緊張のあまり力が入り、1つのホイールを鳴らしたら、そのホイールが隣のホイールにぶつかって二重奏という事案が。危うく物損事故でした。
先生の「今、何が起きたの。」という驚くお顔に恐縮、大変申し訳なかったです。
蔵王堂の特別拝観
夜間にもお楽しみイベントが!
蔵王堂で開催された「宿泊者限定・夜間拝観」で特別な時間を過ごすことができました。世界遺産登録20周年を記念したイベントなのだそう。
東南院から蔵王堂へ、提灯の灯りが続く夜道を歩きます。
到着後は、各自自由に過ごすことができ、心行くまでご本尊との心の対話を楽しむことができました。
和蝋燭に照らされたご本尊の蒼いお身体、そして、金色に輝く何もかも見抜くような瞳。いつまでもその場に座っていたい、そんな、特別な感覚が心と身体に広がっていきます。
日中の自由時間には「発露の間」をいう、ご本尊の前を仕切りで特別に区切った空間で、一人一人権現様と相対してお参りすることができました。
途中で蔵王堂の責任者のお若いお坊さまがご挨拶にきてくださいました、聡明な印象のイケメンです。なんと、徳永先生の息子さんなのだそう!
蔵王堂に何度もお参りするタイミングがあることも断食道場ならではの特別な体験でした!
自由時間も満喫!
毎日食事の時間前後に自由時間があり、参加者はそれぞれに自由な時間を過ごしていました。
断食中は体力がなくなるのでゆったりとすごしてねと案内があったのですが、せっかくきた奈良は吉野!ここは周辺を散策したい方が多数。
私も向いの吉水神社と、勝手神社に参拝し吉野を満喫しました。(参道には柿の葉寿司や煮麺、葛餅の美味しそうな暖簾が続きます・・・目が行くけど、我慢しました。)
なんと、中には蔵王堂から脳天大神へ往復約1000段の参拝を、3日のうちに3回も行うという強者もいらっしゃいました!
こんな話をスタッフの方を輪にしながら自然と会話が生まれ、参加者同士の距離が縮まっていくことも楽しい時間の一つでした。
曼荼羅塗り絵と参加者の一体感
曼荼羅塗り絵は、内面と向き合いながら集中力を高める貴重な時間に。
最終日に、完成した3つの曼荼羅を並べて飾りました。面白いことに、どれ一つとして同じものはありません。それはまるで、セラピストの先生方と参加者一人一人が作り出す「断食道場」という小さな世界を表しているよう。
さまざまなアクティビティを通じて断食道場に生まれた一体感が、そこには可視化されていました。
まとめ
初心者向けの「食べられる断食」では、心と体に溜まったアーマと呼ばれる「未消化物」を消化するため心と体の消化力を高める体験が満載でした。本当に、大満足でした・・・。
次回は3回目!気になる断食道場に行ってけっきょくどうなったの?をお届けします!
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