本当に効果があった!中国四国エリアの縁結びスポット

2025.10.10
いつの時代も、縁というのは重要なものです。どこに良縁があるかは誰も知る由がありません。
その縁を手繰り寄せたい!良い人と出会いたい!そんなみなさんに朗報です。
ここで紹介されるスポットは、効果のあったところばかり。
全国各地にさまざまな縁結びのパワースポットがあります。
今回は、中四国エリアで大人気のパワースポットを調査してきました。旅行の目的地としても、ふらっと立ち寄る場所の参考としてもご利用ください。
中国四国エリアの縁結びといえばココ。有名縁結びスポット9選
今回は中四国エリアでおすすめの縁結びスポットを四国地方4県、中国地方5県の各県それぞれ1つずつ、9つ選んでみました。その地域ならではの特色を活かしたスポットを紹介していきます。ぜひお近くの神社をチェックしてみてください。
恋人の聖地認定!「白兎神社(はくと神社)」(鳥取県)
日本神話「古事記」に登場する物語「因幡(いなば)の白兎」。隠岐の島から因幡国へ渡ろうとした白兎が、”わに”を騙して海を渡るという物語です。その物語の舞台が、ここ「白兎神社」と伝わります。
白兎が、大国主命(おおくにぬしのみこと)と八上比売(やかみひめ)の縁を取り持ったことから、日本最古の恋物語の神社として伝えられ、日本で初めてのラブストーリーの発祥地「白兎」として、2010年に「恋人の聖地」に認定されました。
兎だらけの境内に“萌え”が止まらない♡
境内には本殿・拝殿のほか「結び石」と呼ばれる小石があり、これを鳥居や賽銭箱に投げて乗せると良縁が結ばれるといわれています。また、うさぎの石像を撫でるとご利益があるとされ、多くの人が自然とウサギたちに手を伸ばしてしまいます。そして何より、授与品のほとんどがかわいい兎をモチーフにしたものばかり!神社なのに”かわいい”が溢れること間違いなしです!
文句なしの日本一の縁結びスポット「出雲大社」(島根県)
神社といえば?の質問に、多くの人が思い浮かべるののではないでしょうか。巨大なしめ縄が特徴的な日本一の縁結び神社の「出雲大社」です。「大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)」が国造りを成し遂げた後、天照大神に国土を譲る「国譲り」の神話で登場する場所です。
「大国主大神」は神話において、多くの人と人との縁をつなぐ役割を担ったことから「人間関係すべてのご縁を結ぶ神」として信仰されるようになり、現在では「縁結びの神」として知られるようになりました。
「稲佐の浜」も忘れず訪れて
出雲大社から西へ1kmほど離れたところにある「稲佐の浜」は、10月・神在月(かみありづき)に全国からの神様をお迎えします。日本の渚100選にも選ばれたことのある場所で、「聖なる砂」と呼ばれる砂を少量いただき、出雲大社の境内にある「素鵞社(そがのやしろ)」に奉納すると、祓い清められた「御神砂」を授与されます。境内だけでなく、こちらもぜひ訪れてみてください!
藩主様のお墨付き!「吉備津彦神社」(岡山県)
吉備津彦神社は岡山市北区一宮に鎮座する古社で、祭神は「大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと)」です。
「温羅(うら)」と呼ばれる鬼神を退治した伝説が残っており、これが後に「桃太郎伝説」の原型になったと考えられています。
ここまではよく知られた吉備津彦神社ですが、実はまだその魅力が隠されています。
それが、縁結び。境内や授与品で使われる桃は、古代から「魔除け・子孫繁栄」の象徴であり、かつての岡山藩主・池田利隆が祈願し子宝に恵まれたということから、近年では「桃太郎伝説の地=愛を実らせる聖地」として、若いカップルや結婚を願う人々が続々と訪れています。
1年以内に良縁が!?ご祈祷いただける「えんむすびお守り」
恋愛成就・結婚成就を願う人には桃形の縁結び守を。カップルには紅白セットでそれぞれ持つと縁が深まるとされるペア守りを。桃の形をした鈴の清らかな音が邪を祓い、良縁を呼ぶ桃鈴守など。授与品にも縁結び要素がたくさん用意されています。
実は縁結びにも効果アリ!「厳島神社」(広島県)
広島県廿日市宮島に位置する厳島神社はこの島全体が聖地とされ、圧倒的な景観で観光スポットとしても大人気です。「宗像三女神(市杵島姫命・田心姫命・湍津姫命)」を祀る海上の大社であり、その中でも市杵島姫命(いちきしまひめのみこと) は、とくに縁結びや良縁成就にご利益があると信仰されています。
社殿は海の上に立ち、潮の満ち引きで景色が変わる、この「寄せては返す潮」が「縁を呼び寄せ、結ぶ」象徴とされています。さらに海中に立つ大鳥居をくぐることは「新しい縁の始まり」とされ、縁結びのパワースポットとしても人気のスポットです。
消えない炎「不消霊火堂」で恋愛パワーアップ!
宮島の弥山(みせん)山頂には、弘法大師・空海が唐から帰国後に焚いた「護摩(ごま)の火」が約1200年間、絶えず燃え続けています。
この「永遠に燃える炎=変わらぬ愛」の象徴として考えられ、縁結びや恋愛成就を示すパワースポットになっています。
特徴的な立地だけでなく、こんなロマンティックな言い伝えもあったんですね!
絶世の美女パワーを借りよう「二尊院」(山口県)
山口県長門市にある二尊院の本尊は、釈迦如来と阿弥陀如来。この二仏を一緒に祀ることから「二尊院」と呼ばれるようになりました。この形式でお祀りするのは稀少で、仏教のスーパースターの特別共演といえます。
この要因になったのが、世界三大美女と称された楊貴妃の伝説です。唐の玄宗皇帝の寵姫だった楊貴妃は国内での難を逃れて、小舟に乗り日本海に面する長門に漂着したという伝説があります。
女性の願いを叶えてくれる。楊貴妃のお墓で恋愛祈願♪
境内にある五輪塔は楊貴妃の霊廟(通称:楊貴妃の墓)と伝えられ、楊貴妃にお参りすれば、美麗な子が生まれると信じられるようになり、日本各地から二尊院を拝む人が後を立ちません。
その歴史から女人加護のお寺としても知られており、願いが叶うと言われる楊貴妃絵馬も大人気です。
縁結び・恋愛成就・美容祈願を兼ねた、女性の願いをすべて叶えてくれる場所。絶世の美女の力を借りてすべてを手に入れちゃいましょう!
様々な縁を結んでくれる「大山寺」(徳島県)
徳島県板野郡上板町にある 大山寺(真言宗醍醐派)は、四国八十八ヶ所霊場の「別格二十霊場」のひとつ。6世紀前後に開基したとされており、日本最古級で徳島県最古のお寺と言われています。
弘法大師が伽藍を整備し、唐で授かった千手観音像を御本尊として安置したこの地は、開運招福の寺、男女縁結びの寺として知られています。
大山寺の絵馬には「人生全て良縁」と書かれており、その由来はかの有名な源義経が関わっているとされています。
源義経が自身の元結を掛けたと伝わる、元結掛け堂と呼ばれる小さなお堂で良縁を願うと成就すると話題になり、縁結びの場所として人気となりました。
本藍染め使用!「えにし御守」がオシャレすぎる
「縁結び守り」や「良縁成就祈願」の授与品として、徳島の伝統工芸である阿波藍(あわあい)を使った本藍染めが人気で、「たくさんの“あい(藍)”に染まって暮らせますように」という願いを込めた「えにし御守」が高級感たっぷりの授与品として老若男女問わず大人気です。
悪縁を切って良縁をいただける「金刀比羅宮」(香川県)
金刀比羅宮は香川県琴平町の象頭山に鎮座する神社で、古くから「こんぴらさん」の名で親しまれています。大物主大神(おおものぬしのおおかみ)を主祭神とし、相殿に崇徳天皇を祀ります。海の守護神・農業神・商売繁盛の神として全国的に知られています。
本宮までは785段の石段を登る必要があり、その道のりは「こんぴら参り」の象徴。大国主命といえば日本神話きっての縁結びの神で、本宮までの道のりは「一歩一歩、縁を結ぶ修行」として語られ、恋人や夫婦で登ると絆が深まると伝えられています。
日本最強の縁切りスポットとも言われる、京都の安井金刀比羅宮は、崇徳上皇をお祀りする神社ですが、金刀比羅宮はそのルーツとも言われています。悪縁を切って、良縁を。
長い階段を超えたご褒美!?「神椿」の絶品スイーツをいただこう
そんなこんぴらさんの500段目には「神椿」というカフェがあります。長い階段を登り終えたご褒美に、絶品スイーツを楽しんじゃいましょう。縁より団子。頑張ったご褒美も大事ですよね。
温泉街で縁結び「圓満寺」(愛媛県)
愛媛県松山市・道後温泉近くの「圓満寺(えんまんじ)」。古くからある浄土宗のお寺で、本尊は阿弥陀如来。本堂の手前に設けられた地蔵堂には、高さおよそ3.67メートルの白い地蔵尊「湯の大地蔵尊」が鎮座しています。その昔、道後温泉の湯が止まったとき、祈願して再び湯が湧いたという逸話から「湯の大地蔵」として親しまれています。
SNS映え決定の「お結び玉」に願いを込めて♡
そんな圓満寺が近年注目を浴びることになったのが「お結び玉祈願」です。
道後温泉の“湯玉(温泉の湧き玉を象徴するモチーフ)”を布玉の形で再現したアイテムは、カラフルな布で一つ一つ手作りされており、見た目も可愛らしく集まった姿は“映えスポット”としても大人気です。
恋愛成就にまつわるアイテムは他にも「俳句恋みくじ」「えまたま」があり、この3つのアイテムで、恋愛成就を祈願しながら、道後の街並みと温泉を同時に味わえる。道後温泉に来た女性にとっては必ず行きたいスポットです。
有名人の縁も結んだ!?「鳴無神社」(高知県)
高知県須崎市の浦ノ内湾の奥、鳴無地区にある鳴無(おとなし)神社に祀られる主祭神・一言主大神(ひとことぬしのおおかみ)は、「一言で願いをかなえてくれる神様」とされ、縁結び・恋愛成就をはじめ、あらゆる願いにご利益があると伝わっています。著名人が訪れ、縁を結んだこともあるとか。
社殿や鳥居が海に面しており、そのロケーションもフォトジェニック。海から上陸して参拝する姿は「土佐の宮島」とも呼ばれています。
恋の行方は海にゆだねる?海に流す珍しいおみくじ
参道の正面には浦ノ内湾が広がり、まるで海へ向かって祈るような配置。夕日の時間帯は特に神秘的で「縁を結ぶ絶景スポット」としても人気があります。
鳴無神社には、土日祝日と毎月1日、15日にしか手に入らない「海に流すお守り」があります。参拝者はこのお守りに願いを込め、境内から見える浦ノ内湾の海へそっと流します。海は「縁を運ぶ」とされ、波に託された願いが神様に届き、良縁を結んでくれることでしょう。
全国にある縁結びスポットもご紹介中!
今回ご紹介した出雲大社をはじめ、全国には効果抜群と言われている縁結びスポットがたくさんあります。それぞれの地域でおすすめのスポットをまとめたコラムも、ぜひチェックしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。みなさんのお近くで、普段聞いたことのあるような神社にもいろんな側面があり、「実は!」の縁結びスポットも多く存在します。
それぞれの神社やお寺が、その場所に合った縁結びの形を持っています。
自身に合った場所を見つけると、丁寧なその行いに、きっとみなさんのところに良縁を運んでくれることでしょう。
中四国エリアにはその土地柄、海にまつわるものも多くありました。ぜひ観光と一緒に、いろんな場所に足を運んでみてください。
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