2026.09.25
毎度のラノベタイトルの通りの話なのですが。私は時々、「温泉が足りなくなる」という症状が起こります。温泉が足りなくなるので、この症状は温泉に行けば治ります。
先日、あまりにも温泉が足りなくなったので、半日のオフを利用して箱根に弾丸で行ってきました。
都内から小田原まで、東海道線で1本(午前中にJR沿線で用があったので、小田急線は使わず)。駅前でレンタカーを手配して、よく行く湯本の温泉にナビを設定していました。
ところが、何を間違えたのか、到着したのは目的の温泉ではなく「箱根天成園」。まぁ、こちらもとても良い温泉旅館であるのは間違いないので、そのまま日帰り温泉を利用させていただくことに。
そこで、ふと思い出したのです。
「あれ、ここって、龍神様いなかったっけ?」
そう、実は箱根天成園の敷地には、龍神様に関する、ものすごいパワースポット神社があるのです。
これは、もしや、呼ばれた? と参拝したら、まさかの事態が起こって…!?
ということで、前置きが大変長くなりましたが、今回は箱根天成園内にある、ご利益がすごすぎると噂の神社、「玉簾神社」をご紹介します。

箱根天成園は、箱根湯本エリアにある温泉旅館。かつて小田原藩主・稲葉氏の別邸があった場所に創られた老舗温泉旅館で、日帰りでも利用できる温泉は「美肌うるおいの湯」と呼ばれています。
その中庭には立派な庭園が広がっていて、庭園の奥には今回の主役である「玉簾神社(たまだれじんじゃ)」と、神社を挟むようにして流れ落ちる、「玉簾の滝(たまだれのたき)」と「飛烟の滝(ひえんのたき)」という二つの滝があります。
玉簾神社は神奈川県箱根町にある、箱根天成園の敷地内にある神社。
創建は江戸時代、小田原藩主・稲葉氏の邸内社として創建されたものと伝えられています。とくに第二小田原藩主の稲葉正則は、江戸幕府の老中筆頭まで務め、箱根神社の造営や箱根用水の開発にも携わった人物です。
芦ノ湖畔に鎮座する「箱根神社」、そして龍神様を祀る「九頭龍神社」の、唯一の分宮であり、ご祭神は「箱根大神(はこねのおおかみ)」。この神様は、瓊瓊杵尊・木花咲耶姫命・彦火火出見尊の三柱の総称とされています。
また、縁結びのパワースポットと言われる「九頭龍神社」の九頭龍大神をはじめ、水波能売神・稲荷大神・恵比寿神が祀られていて、家内安全、商売繁盛、開運出世などのご利益があるとされています。

たくさんの神様がいらっしゃる玉簾神社ですが、とくに注目されているのが、九頭龍大神の縁結びのご利益は効果絶大!境内には良縁を願うハート型の絵馬がずらりと並んでいます。
実は知り合いにも、こちらの神社で縁結びのご利益をいただいた人がいます。パートナーと別れてすぐに一人旅で訪れたらしいのですが、良縁を願って絵馬を奉納したところ、なんとそのパートナーと復縁したそう!
また、たまたまお風呂で一緒になった人の話を聞いていたところ、仕事で行き詰まった時にこちらの温泉に来て神社に参拝したら、直後に別の会社からオファーが来て、好待遇の仕事に転職できたとか! すごすぎませんか!?
恋愛だけでなく、復縁や仕事のご縁にもご利益があるって、さすがは九頭龍神社さんのパワーです。

銭洗もあります。金運アップも!
玉簾神社は箱根湯本駅から約1kmの便利な場所にあります。
箱根天成園の庭園は公開されているので、利用者でなくても参拝することができます。
箱根登山鉄道「箱根湯本駅」から徒歩約15~20分。(巡縁調べ)
駅のロータリーから、送迎マイクロバスも運行。
小田原厚木道路「山崎IC」から約10分。敷地内に駐車場あり。
温泉を補充してほっこりしたところで、帰る前に玉簾神社へ。
庭園には敷地の外からも入れますが、館内からだと外用のスリッパが借りられます。入口も数か所ありますが、館内にある左の扉から入りました。

まず見えたのは、社殿…ではなく、アヒル! 放し飼いになっていて、とてもかわいいです。立派な庭園には、鯉もたくさんいます。
そして、終始響く滝の音。
先に玉簾の滝の方へ行くと、細い筋となって岩肌を流れ落ちる、美しい滝が現れました。なるほど、確かに簾のよう。途中の岩と滝の間には、注連縄がはられていて、とても神聖な雰囲気です。
関東大震災の時に一度土砂に埋もれてしまったそうですが、昭和になると再び滝として掘り起こされたそうです。
実は箱根湯本随一のパワースポットと言われているのが、こちらの滝の前のようです。
続いて、神社の反対側にある飛烟の滝へ。落差が約20メートルもあり、かなりダイナミックな印象です。こちらの滝も玉簾の滝と同じく、関東大震災の山崩れによって埋まってしまったと伝えられています。
水しぶきを上げながら轟音と共に落ちる水と、澄んだ滝つぼに鯉が泳ぐ姿は、こちらもとても神秘的でした。



滝をエンジョイしたところで、いよいよ玉簾神社へ。
なぜここまで参拝をためらっていたのか…それは、石段がガッツリあるから! なんと神社の社殿は105段もある階段を上った山の上にあるそうです…
しかし、いつまで見ていても、エスカレーターは現れないので、「よし!」と気合を入れて、鳥居をくぐりました。
参道となる階段は、鳥居の先で左手に曲がります。
そこには驚愕の光景が広がっていました!
一時閉鎖のお知らせ
……え?
なんとこの日、倒木の危険があるとのことで、参道が閉鎖されていたのですっ!!!
何てこった!!!
間違いなく呼ばれたと思ったのに、まさかの参拝できず…
ショックを受けつつも、とりあえず参道下に置かれた賽銭箱にお金を入れて、手は合わせてきました。
※筆者が訪れた2026年7月3日時点の状況です。参拝状況は変更となる場合があります。

玉簾神社では、御朱印と授与品もいただくことができます。
まず御朱印をいただく方法。
ガチャです。
比喩ではなく、本当にガチャでいただくスタイルです。
ロビーに設置されたガチャに小銭を入れると、御朱印がジジジジ~と出てきます。
なお、日付は入っていないので自分でスタンプを押すスタイル。
御朱印は玉簾神社のものが2種類と出世地蔵の3種類から選べるのですが、玉簾神社はどちらも限定です。しかも、7月限定と、夏限定。どちらも夏のモチーフで、かわいい!
迷った挙句、ラメ入りという言葉にひかれて、季節限定を選びました。なお、7月限定だと、香りがついていたようです。
スタンプをギュッと押すと、オリジナル感も出て、すごく良い記念になりました。
そしてもう1つ。
授与品はロビーでもいただけるのですが、飛烟の滝近くにある授与所でもいただけます。こちらの授与所は、まさかの自動販売機。
ハート型の絵馬も、こちらで授与していただけます。
エンターテインメントすぎます、玉簾神社。
飛烟の滝近くの延命長寿の水をいただいて帰りたかったので、折り畳みのボトルを購入してみました。たっぷり入って200円、かなり良心的なお値段です。
このお水、持ち帰ってお茶を入れてみたのですが、マイルドでとてもおいしかったです。
おいしいし寿命ものびるし、いいことばかりですねっ!
と、社殿まで行けなかったショックを引きずりつつ、参拝を終えました。
※御朱印・授与品の種類や価格などは、筆者が訪れた2026年7月3日時点のものです。

目的地を間違えた温泉で、まさかの神社参拝。呼ばれた!? と思ったら、お社までは行けないという。なかなかおもしろい参拝体験でした。
次回はぜひ社殿前まで行ってお参りできればいいな、と思います。

Ryo
趣味は寺社仏閣と国内旅行。旅行手配の手際のよさから、周囲の旅行プランナー役を担うことも。Bリーグ観戦、全国のスターバックス巡りも欠かせない。日本仏教検定1級。