2026.10.11
奇蹟の電話から始まった定期ご開帳は、
12万6千人もの参拝者を迎える大成功となりました。
でも、りてん先生の心の中にはずっと、
ひとつの「願い」が引っかかっていて……
そうでしょう。
ですが幸いなことに、管長猊下や寺内の人々のご理解をいただくことができ、
ご開帳の途中から「発露の間」を無事に設置することができました。

蔵王堂内陣の「発露の間」
そして今では、蔵王堂を訪れる皆さまが深く祈りを捧げる、
かけがえのない場所として引き継がれています。
私もあの空間、大好きです!
蔵王権現さまと、一対一で向き合える気がするんですよね。
そして、あの場所があるから、
もう一度、金峯山寺のご開帳に訪れたいと思います。
「ただ見るのではなく、拝む」……
りてん先生のその一念が、前代未聞の「発露の間」を生み出しました。
そしてこの先、権現さまはさらに思いがけない形で、
先生たちに語りかけてくることになるのです。
後編へ続きます!

田中 利典
京都府綾部市・林南院住職。金峯山寺長臈、種智院大学客員教授。1955年京都府生まれ。龍谷大学、叡山学院卒。修験道の歴史や祈り、受け継がれる文化を、誰もが親しみを持てる言葉で伝えている。
国宝・仁王門の大修理勧進のため、国宝・蔵王堂の秘仏ご本尊
「金剛蔵王大権現」が特別ご開帳されます。
※法要などにより、一時的に入堂が制限される場合があります。
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金峯山寺では、修験道の世界にふれられる体験修行を公式ホームページで紹介しています。5月から10月の毎月一回、一般の方を対象に大峯修行体験が開催されており、女性が参加できるコースも設けられています。大峯山での修行に興味のある方は、ぜひご覧ください。