心・体・魂を浄化!大阪のアーユルヴェーダサロン『シャンティランカ』の断食道場体験記〜その1〜アーユルヴェーダとは〜
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2025.02.22
みなさん、断食に挑戦したことはありますか?
筆者は、世界遺産「奈良・吉野」の「金峯山寺」のお膝元で開催された断食プログラムに参加してきました!
今回体験したのは、アーユルヴェーダに基づく「食べられる断食」。健康促進や長寿の秘訣とされるこの断食には、驚きと発見がたくさんありました。その魅力を3回に分けてたっぷりご紹介します!
なかなか治らない不調にお悩みの方、体の中からキレイになりたい方におすすめの内容です。初回は「アーユルヴェーダ」についてガッツリご紹介しちゃいます!
アーユルヴェーダとは?
「アーユルヴェーダ」という言葉は、サンスクリット語で「生命」と「科学」を意味するのだそうです。実際には、どういうことなのでしょうか。
世界三大伝統医療のひとつ
アーユルヴェーダは、インドやスリランカで伝承されている伝統医学です。漢方、中国医学、ユナニー医学と並び、世界三大伝統医療のひとつとして知られています。WHO(世界保健機関)が1977年に正式に伝統医療に承認し、現在も研究が進められています。
神々の知恵
アーユルヴェーダは、約5000年以上前にインドで誕生したとされます。その起源は、ヒンズー教の最高神ブラフマが「人間を救済するための知恵」を神インドラに託し、さらに5人の賢者に「科学」「哲学」「医学」として伝えられたという神話から。
アーユルヴェーダの古典書『スシュルタ・サンヒター』には、なんと鼻を高くする整形術まで記されてるのだとか。
3つのドーシャ:ヴァータ・ピッタ・カパ
アーユルヴェーダでは、「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」という3つのドーシャ(エネルギー)を元に人を診断します。
- ヴァータ(風のエネルギー): 行動力があり創造性に優れるが、不安や冷えを感じやすい。
- ピッタ(火のエネルギー): エネルギッシュで決断力があるが、怒りっぽくなることも。
- カパ(水のエネルギー): 安定感があり穏やかだが、だるさや執着に悩むことがある。
人はみんな、この3つのエネルギーを持っているとされます。
ちなみに筆者のドーシャ(エネルギー)バランスは・・・
筆者は「ヴァータ・カパ」。
ヴァータの次にカパが優勢で、ピッタが少しというバランスだと診断いただきました。
基本的には優勢のものが乱れやすく、それのエネルギーに応じた不調が現れているのだそうです。
例えば、皮膚疾患は「ピッタ」のエネルギーが乱れていることによって起こるのだそう。
他にもドーシャを意識したこんな例が。
長距離移動の後は誰しも「ヴァータ」のエネルギーが乱れやすいのだとか。
筆者も断食道場に向かうための長距離移動で、とても落ち着かない気分でした。しかし、断食道場初日に「ヴァータ」を整えるお茶をいただきとても落ち着きました。
初めていただく異国の甘みやかおりを感じましたが、とても好ましく感じましたので驚きました。
ひとりひとり生まれ持ったドーシャのバランスを、状況に応じて整えることがアーユルヴェーダの治療の基本なのだそうです。
アーユルヴェーダが教えてくれる「生きる」という定義
筆者がとても驚き、もはや感動!したアーユルヴェーダの考え方をご紹介します。
アーユルヴェーダでは、心・体・魂の調和が取れている状態を「生きている」と定義するのだそうです。
筆者自身も体調を崩した時期を思い返すと(フルタイム残業ワーキングママでしたが、紆余曲折ののち現在、巡縁サイトを運営しています。)
まさに「身体、心と魂のバランスが崩れて」いたとドキッとしました。
アーユルヴェーダは心と体を一体とし、自然との調和を目指す哲学であり、医療なのだそうです。
断食道場に行くことになった!
今回の断食プログラムを主催したのは、
金峯山寺宗会長の徳永瑞幸先生が代表を務めるアーユルヴェーダサロン「シャンティランカ」さんです。
大阪市北区南森町にあるこの隠れ家サロンは、スリランカ国立コロンボ大学と提携、スリランカに日本人向けのアーユルヴェーダ治療施設を運営されるなど、日本の「スリランカ・アーユルヴェーダ」の先駆者的存在です。
代表である徳永先生がアーユルヴェーダに出会ったのは30年前のスリランカでのこと。
西洋医学がカバーしない「心」や「魂」に焦点を当てた医療としてのアーユルヴェーダに強く惹かれたそうです。また、頭にオイルを流してリラックス効果する「シロダーラ」に代表される心地よい治療に感動し、この魅力をぜひ日本にも伝えたいと考えられたのだそうです。
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まとめ
5000年前に生まれ、今なおインドやスリランカで国家資格としての伝統医療として信頼を集め活躍しているアーユルヴェーダ。現代医学からも注目を集めるもはや「最新医療」です。
ストレスや不調を抱えがちな現代社会にとって、まさに救いの手段なのだと言えるのではないでしょうか。
次回は2回目!気になる断食道場のレポートです!
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