2026.05.24
ジメジメとした梅雨の季節。そんな憂鬱な気分を吹き飛ばしてくれるのが、色鮮やかに咲き誇る紫陽花(アジサイ)です。
この記事では、梅雨のおでかけにぴったりな紫陽花の名所や、写真映えする見どころ、参拝時のおすすめポイントを紹介します。
まずは、今回ご紹介する紫陽花の名所を一覧でチェックしてみましょう。
紫陽花が美しい神社仏閣10選 一覧
⚫︎ 雲昌寺(秋田県)|見頃:6月中旬〜7月上旬|一面を埋め尽くす“極楽ブルー”
⚫︎ 雨引観音/楽法寺(茨城県)|見頃:6月上旬〜7月中旬|水中華(水中あじさい)
⚫︎ 白山神社(東京都文京区)|見頃:6月中旬頃|あじさい富士&文京あじさいまつり
⚫︎ 高幡不動尊(金剛寺/東京都)|見頃:6月上旬〜下旬|五重塔×紫陽花の絶景
⚫︎ 長谷寺(神奈川県)|見頃:6月上旬〜7月上旬|40種類のカラフルな紫陽花
⚫︎ 明月院(神奈川県)|見頃:6月中旬〜下旬|“明月院ブルー”の幻想空間
⚫︎ 三室戸寺(京都府)|見頃:6月上旬〜7月上旬|2万株&ハート型紫陽花
⚫︎ 久安寺(大阪府)|見頃:6月中旬〜下旬|幻想的な「あじさいうかべ」
⚫︎ 矢田寺/金剛山寺(奈良県)|見頃:6月上旬〜7月上旬|1万株の“あじさい寺”
⚫︎ 吉備津神社(岡山県)|見頃:6月中旬頃|回廊×紫陽花の絶景
※ 見頃は例年の目安です。
※ 紫陽花のお花に見える部分は正確にはガクだそうですが、ここではわかりやすくお花で統一させていただきます。

江戸時代に創建された曹洞宗の寺院。
普段は静寂に包まれていますが、紫陽花のシーズンだけは5万人もの参拝者で賑わいます。
見どころ
境内を埋め尽くす2,000株の青い紫陽花。なんと副住職が20年以上の歳月をかけ、1株から株分けして育てたものです。
絶景ポイント
境内の奥に広がる海と空、そして紫陽花。3つの異なる「青」が織りなすグラデーションは、まさに「極楽青寺」と呼ぶにふさわしい圧倒的な美しさです。
寺院の歴史
大阪の仏師によって作られた、墨書のある「説法の釈迦牟尼像」を本尊として祀っています。

飛鳥時代に開山されたと伝わる、歴史ある安産・子育ての祈願寺。
「雨引観音」の通称で古くから坂東観音霊場として信仰を集めています。
見どころ
6月上旬から7月中旬にかけて、境内が約100種・5,000株もの紫陽花で満たされます。
絶景ポイント
7月上旬頃から、境内の池に数千輪の紫陽花を浮かべる「水中華(水中あじさい)」。
色鮮やかな紫陽花が水面をぎっしりと埋め尽くす光景は、SNSでも毎年大バズり。あひるが乗ったキュートな風景が見られるかも!
おすすめポイント
雨引観音の隠れた名物が動物たちです。
とくに境内に放し飼いにされている本物のクジャク、運が良ければ見事に開いた美しい羽と紫陽花の奇跡のコラボレーションを間近で見られるかもしれません。

平安時代創建の、文京区に佇む歴史ある神社。
縁結びや家内安全、さらには全国的にも珍しい「歯痛止め」のご利益があると言われています。
見どころ
神社から隣接する白山公園にかけて、3,000株ものカラフルな紫陽花が境内を彩ります。
絶景ポイント
この時期だけ特別に公開される富士塚「白山富士」。
小さな山を埋め尽くすように立体的に咲く紫陽花は、他では見られない迫力です。
お楽しみ
期間中は「文京あじさいまつり」が開催され、賑やかな屋台グルメも堪能できます。
平安時代初期に創建されたと伝わる、関東三大不動のひとつ。
新選組・土方歳三の菩提寺としても知られ、多くの参拝者が訪れる歴史あるお寺です。

見どころ
初夏になると、境内から山内にかけて約7,500株もの紫陽花が咲き誇ります。
青や紫、ピンクなど色とりどりの紫陽花が、緑豊かな参道を鮮やかに彩ります。
絶景ポイント
歴史ある五重塔と紫陽花の組み合わせは、高幡不動尊ならではの絶景。
雨に濡れた石畳や新緑とのコントラストも美しく、思わず写真を撮りたくなる風景が広がります。
おすすめ情報
境内は比較的広く、ゆったり散策できるのも魅力。
あじさいまつりの期間中は、季節限定の風景や御朱印を楽しみに訪れる参拝者も多く見られます。
〒191-0011
東京都日野市日野本町2-15-9
日野宿本陣内
駐車場住所:〒191-0031 東京都日野市高幡699
アクセス:京王線・多摩都市モノレール高幡不動駅下車 徒歩5分

奈良時代に創建された、坂東三十三観音の霊場としても知られる浄土宗系の単立寺院です。
日本最大級の木造仏「十一面観音菩薩」を本尊としています。
見どころ
なんといっても品種の豊富さ!
山の斜面に約40種類・2,500株以上のカラフルな紫陽花が植えられています。
絶景ポイント
定番の青や紫、ピンクだけでなく、白や緑といった珍しい品種も。
どこを切り取っても絵になるため、撮影の手が止まらなくなります。
スマートな参拝
混雑を回避したい方は、インターネットで事前に時間指定チケットを購入しておくのがおすすめです。

平安時代末期に創建された臨済宗建長寺派の寺院。
北条時頼の墓所と伝えられる地があるなど、北条家ゆかりの古刹です。
方丈にある円窓「悟りの窓」から覗く四季折々の庭園は、まるで一幅の絵画のような美しさです。
見どころ
カラフルな長谷寺とは対照的に、こちらは「青」一色に染まるのが特徴です。
絶景ポイント
約2,500株の紫陽花のほとんどが「ヒメアジサイ」という品種です。
その吸い込まれそうな青さは「鎌倉ブルー」「明月院ブルー」と称されています。
癒やしスポット
境内で静かに紫陽花を抱える「花想い地蔵」の愛らしい姿にも注目です。

奈良時代に創建された本山修験宗の別格本山で、西国三十三所の札所です。
本尊の千手観音は、毎夜宮中に出現した光の玉を追った先で見つかったという神秘的な伝説が残っています。
見どころ
広大な庭園「与楽園」に咲き誇る、50品種・約2万株の紫陽花。
関西エリアでも圧倒的なスケールを誇ります。
絶景ポイント
毎年、園内のどこかに「ハート型」の紫陽花が咲くことで有名です。
見つけることができれば、恋愛成就・縁結びのご利益があると言われています。
おすすめ情報
週末などの期間限定で夜間ライトアップが開催されます。
昼間の爽やかな雰囲気とは一変し、夜の闇に浮かび上がる幻想的な2万株の紫陽花が、息をのむほどの美しさです。

奈良時代に創建された真言宗高野山派の寺院で、弘法大師(空海)も逗留したとされる古刹です。
豊臣秀吉ゆかりの仏舎利塔には、大きさ6.4mもの大涅槃像が安置されています。
見どころ
境内の紫陽花は約1,000株と控えめですが、ここだけの唯一無二の景色があります。
絶景ポイント
弘法大師像が安置された「具足池」に、色鮮やかな紫陽花の切り花を浮かべた「あじさいうかべ」。
水面を埋め尽くす紫陽花は、まるで極楽浄土のような幻想的な光景です。
おすすめ情報
「あじさいうかべ」だけでなく、この時期は瑞々しい「青もみじ」の美しさもピーク。
鮮やかな紫陽花と新緑のコントラストは、どこを切り取ってもフォトジェニックです。

奈良時代に天武天皇の勅願によって建てられた古刹。本尊であるお地蔵様の「丸い頭」が紫陽花の花に似ていることから境内に植えられ始めたのだそう。
お寺ならではの温かい由来を持つ「あじさい寺の先駆け」です。
見どころ
5月中旬から開花が始まり、最盛期には約60種・1万株もの紫陽花が山全体を覆い尽くします。
絶景ポイント
広大な「あじさい大庭園」や、山門へと続く参道沿いに咲き乱れるグラデーション。
定番の品種から、珍しい海外の品種、絶滅寸前だった「幻の紫陽花」まで網羅されており、紫陽花の多様さに終始圧倒されます。
散策ポイント
広大な境内には、紫陽花に埋もれるようにたくさんのお地蔵様が鎮座されています。
花に包まれて優しく微笑むお地蔵様の姿は、見ているだけで心がほっこりと癒やされる隠れた名物。
お地蔵様を探しながら歩く「あじさい回廊」を楽しんでみて。

創建の詳細は謎に包まれていますが、仁徳天皇の時代には社殿があったとも言われる古社。
桃太郎のモデルとされる「大吉備津彦命」を祀り、釜の鳴る音で吉凶を占う「鳴釜神事」で知られています。
見どころ
末社である「岩山宮」へと続く参道の斜面に、約1,500株の紫陽花が咲き誇ります。
絶景ポイント
「回廊」の隙間から、斜面を埋め尽くす紫陽花を望むアングルが大人気。
歴史ある建築と鮮やかな花のコラボレーションは必見です。
SNS映え情報
紫陽花と共に必見なのが全長360mの「本殿と巨大回廊」。
国宝指定の「吉備津造り(比翼入母屋造り)」の本殿・拝殿など、SNSにアップしてみたくなる景色がものだくさんです。
今回ご紹介したスポットは、どこも全国から参拝者が訪れる大人気エリアのため、見頃の時期は大変混雑します。撮影に夢中になりすぎず、参道や境内では周囲の方への配慮も忘れずに。花を眺める時間も、参拝のひとときとして楽しみたいですね。
そしておすすめは「早朝参拝」。朝の澄んだ空気のなか、静かに佇む紫陽花を眺める時間は格別です。ぜひ少し早起きをして、ゆったりと心ゆくまで美しい紫陽花に癒やされてみてください。

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