定番から穴場まで!桜咲く春に行きたい、お花見さんぽができる神社仏閣15選!

2025.03.09
春到来!おでかけにぴったりの桜が楽しめる神社仏閣
寒さが徐々に和らぎ、春の到来が待ち遠しいこの季節。日本各地には春の桜さんぽを満喫できる神社仏閣がたくさんあります。
今回は当サイトおすすめの「お花見さんぽができる全国の神社仏閣」を15つ厳選してご紹介いたします!
桜の名所で、運気もアップさせちゃいましょう!
絶景に酔いしれる。日本一の桜の名所・弘前城内「護国神社」(青森)
いま、行ってみたい桜の名所No. 1といえば青森の「弘前公園」!
日本一の太さのソメイヨシノや、2本の桜の枝が空にハート型を描く映えスポット「桜のハート」、外濠を流れる花筏など見どころいっぱいです。
青森県護国神社(青森縣護國神社)は、園内の「四の丸」に。
園内には約50種類・2600本の桜が咲き誇り、想像を超える圧巻の光景が迎えてくれること間違いなし!
春の訪れは遅く、例年4月中旬から5月初旬ごろが見頃。
東京の桜と言えばやっはりココ!「寛永寺」 (東京)
東京の定番お花見スポットといえば、上野恩賜公園。
動物園や博物館、美術館が併設される子供から大人も楽しめる憩いの公園を約50種類・800本の桜が華やかにいろどります。
上野恩賜公園は、天海大僧正が建立した寛永寺の境内。境内は京都御所の鬼門を守る「延暦寺」に倣い、京都周辺の神社仏閣に見立てられています。
上野の桜は「奈良の吉野山」に見立て吉野から植樹され、またたく間に現在まで続く桜の名所となりました。例年3月中旬から4月上旬が桜の見ごろ。
▷巡縁公式note「巡縁お散歩情報 上野のおきつね様のお話」
平和を祈りながら…「靖国神社」から千鳥ヶ淵まで春さんぽ(東京)
靖国神社は戊辰戦争の御霊を慰める「招魂社」を始まりとした神社。東京の開花を観測する「標本木」があることでも有名な桜の名所です。
おすすめは靖国神社から千鳥ヶ淵までのうららか春さんぽ!
ライトアップ期間中の土日は、靖国通りから一方通行になるほどの賑やかさですが、早朝はゆっくりと桜を楽しむことができますよ。
例年3月下旬から4月上旬が見頃。靖国神社の「夜桜詣」を、千鳥ヶ淵のライトアップと合わせて楽しんでみては!
桜のアーチ越しの山門「建長寺」(神奈川)
鎌倉の桜といえば、鶴岡八幡宮の「段葛」が有名ですが、巡縁のおすすめはこちら、巨福山建長寺。鎌倉五山の第一位、日本で最も古い禅寺と鎌倉随一の古刹です。
桜のアーチから覗く山門が絶景!
境内の周りの山にふんわりと咲き誇る白いヤマザクラにもぜひ注目してください。
日頃の喧騒を離れ、建長寺で心を解き放つ時間を楽しんで。
例年、鎌倉では早咲きの桜が1月から咲き始め、4月中旬まで見頃が続きます。
桜越しのステンドグラス神門は必見!「尾山神社」(石川)
金沢城下の尾山神社は、加賀百万石を築いた前田利家と、その賢妻まつをお祀りする神社。おしどり夫婦として名高いお2人にちなみ、家内安全や、必勝祈願といったご利益がいただけます。
その境内に咲く「菊桜」は、江戸時代に京都御所から前田家に下賜された「御所桜」を接木したもの。
桜の葉から覗く重なる花弁がまるっと厚みのある「菊桜」は桜餅のように愛らしいですよ。
4月下旬から5月上旬が見頃。
ギヤマン張りと呼ばれた、ステンドグラスが美しい「神門」も有名。参拝の後は、金沢城址公園と、兼六園へ向いゆっくり散歩を楽しんで。
総本山まるごとお花見の名所!しだれ桜が美しい「身延山久遠寺」(山梨)
日蓮宗の総本山「身延山久遠寺」は、山梨県の有数の桜の名所。
境内まるごとお花見の名所!とくに祖師堂近くの樹齢400年を超える2本のしだれ桜が壮観です、 西谷エリアには樹齢300年と言われる約50本の桜が咲き誇ります。
本堂では写経や写仏体験も楽しめます。天井画にはどこから見ても目があうと言われる「墨龍」も。広大な境内を散策しながら、仏教の世界観に没入してみては。
例年桜の見頃は、3月下旬から4月上旬。ロープウェイや、エレベーターがあるので脚に自信のない方も安心ですよ。
一生に一度は見たい!樹齢2000年の山高神代桜に会える「実相寺」(山梨)
山梨県から桜の名所をもう1つ、それは日蓮宗大津山實相寺の「山高神代桜」
ヤマトタケルノミコトが東征の折に植えられたと伝わる日本最古、最大級の桜です。このエドヒガンザクラの古木は、大正時代に国指定天然記念物の第一号に指定され、日本三大桜にも数えられます。(岐阜県本巣市「薄墨桜」・福島県三春町「滝桜」)
悠久の時を超えて咲き誇る桜に、願いを込めてパワーをもらっては。
境内にはラッパ水仙や、全国の名桜の小桜も楽しめます。遠くの南アルプスの姿を楽しみながら春の花畑さんぽを楽しんで。例年の見頃は3月の下旬から4月の上旬。
富士山×5000本の桜!「大石寺」(たいせきじ)(静岡)
多宝富士大日蓮華山「大石寺」の境内には、約5000本のソメイヨシノに、しだれ桜が咲き乱れる圧巻の桜の名所。
国の重要文化財である五重塔と舞い上がる桜の花弁、さらに遠くに望む富士の景色が幻想的な和の世界観を作り出します。
毎週土・日はおよび、4月6日・7日は法事等により一般参拝者は入れなくなるのでご注意を。平日限定という限られた機会ですが、大石寺で春の夢のひとときを楽しんでみては。例年4月の上旬が見頃。
天下人気分で優雅なお花見はいかが?「醍醐寺」(京都)
京都で一度は立ち寄るべき桜の名所、世界文化遺産「醍醐寺」
戦国の英雄・豊臣秀吉が花見を行うために桜を約700本を移植し、「三法院庭園」を自ら設計しました。「醍醐の花見」と呼ばれ、その華やかさは歌舞伎の演目としても伝わります。
醍醐寺ではその「醍醐の花見」にちなんで、4月の第二土曜日に「太閤花見行列」が行われます。
500年以上の時を超えて伝わるその優雅な風景に、天下人の花見に遠く思いをはせるてみては。例年見頃は3月下旬から4月上旬。
2026年の大河で話題!「豊國神社」(ほうこくじんじゃ)(大阪)
大阪の桜の名所といえば、「大阪城公園」。
園内にはソメイヨシノを中心とした、約300本の桜が咲き誇ります。夜間には白く浮かび上がる城郭とともに、ライトアップされた夜桜を楽しむことも。大阪府の桜の「標準木」があることでも有名です。
豊國神社はその公園の一角に。ご祭神は天下人の「豊臣秀吉公」「豊臣秀頼公」、そして2026年「豊臣兄弟!」の主役、豊臣秀吉公の弟である「豊臣秀長卿」です。ドラマに思いを馳せ、桜を楽しんでみては。
出世開運のご利益がいただけます。例年見頃は3月下旬から4月上旬。
桜といえば、やっぱり吉野!「金峯山寺」「吉水神社」など(奈良)
一生に一度は観たい、それが「吉野」の桜。
ひとたび風が吹くと無数の花弁が舞い上がり、この世のものとは思えない夢のような光景になるのだとか。
シロヤマザクラを中心に吉野山に広がる約3万本の桜は、修験者の祈りそのもの。
「蔵王大権現」の姿が桜に彫られたことから桜は吉野の御神木として大切にされ、山肌いっぱいに桜が広がる「ひと目千本」の絶景が作られました。
当サイトではこの吉野桜を過去2回に渡って特集しています!
ぜひ参考にしてください。例年見頃は4月上旬から下旬ごろ、標高の低い「下千本」から開花していきます。
▷巡縁コラム「開花直前!淡いピンク色の世界に運気アップ! 本当は教えたくない、桜の名所「吉野」を最も快適に回るズルい方法とは!」
▷巡縁コラム 「開花直前!運気が上がる、吉野のパワースポットご紹介します!金峯山寺の秘仏開帳も。」
金峯山寺の関連コラム!
▷巡縁コラム「心・体・魂を浄化!大阪のアーユルヴェーダサロン『シャンティランカ』の断食道場体験記」①〜③
▷巡縁公式note「初めての護摩体験!蔵王大権現様と金龍弁財天様の力がすごかった!in 金峯山寺東京別院 ①〜③
近畿地方の春呼ぶ寺「紀三井寺」(和歌山)
紀三井寺は、為光上人が龍からもらった七本桜を始まりとした和歌山の桜の名所。「標本木」があることから、「春を呼ぶ寺」としても有名な桜の名所です。
ソメイヨシノ、ヒガンザクラなど約400本の桜が華やかに境内を彩ります。開花に合わせ夜間ライトアップで夜桜も楽しめますよ。
楼門の前の「結縁坂」には江戸の豪商紀伊國屋文左衛門とその妻おかよの、キュンとときめく出会いのエピソードが。そんな2人にあやかって、ご縁を願って桜のトンネルを登ってみては。例年4月上旬が見頃。
坂の上から桜を眺める「千光寺」(広島)
尾道市千光寺公園の展望台からは、瀬戸内海と約1500本の桜の海が広がります。大林宣彦監督の映画「時をかける少女」の舞台としても有名な尾道で、ノスタルジックな春さんぽを楽しんで。
千光寺では、巨石群も見どころ!剥き出しの岩場の鎖場でプチ修行気分も味わえます。例年、見頃は4月上旬。
四国一のパワースポットでお花見を「石鎚神社」(愛媛県)
空海も修行したと言われる「石鎚山」は、愛媛の穴場の桜スポット。
山全体がパワースポットと言われる霊峰が、春には桜ピンク色に染め上げられます。
春の訪れに感謝する「桜まつり」は4月4日から7日にかけて行われます。例年見頃は3月下旬から4月上旬。
あの「竈門神社」も、実は桜の名所です。(福岡)
近年「鬼滅の刃」の聖地としても大人気の宝満宮竈門神社は、実は桜の名所としても有名!
境内には約200本の桜が咲き誇ります。
太宰府天満宮の鬼門よけとして建立されたお社、ご祭神は玉依姫命(たまよりひめのみこと)、縁結びのご利益がいただけます。
春さんぽを楽しみつつ、名作にあやかった時を超える良縁を願ってみては。例年、3月下旬から4月上旬が見頃。
おまけの話:どっちが好き?関西風・関東風の桜餅はココ発祥!「長命寺」&「道明寺」
大人気の桜風味スイーツですが、元祖といえばやっぱり「桜餅」!
関東風の薄皮のお餅にあんこが包まれた「長命寺桜餅もち」と、関西風のつぶつぶとした餅米に包まれた「道明寺桜もち」、どちらもお寺が発祥の由来になっています。
関東風「長命寺桜餅」
桜の名所隅田川向島にある長命寺、その門前にて現在の「長命寺桜餅もち」創業者、山本新六が江戸時代に売り出したことが、江戸におけるさくら餅の発祥なのだそう。
隅田川七福神の1つ、弁財天が祀られています。
関西風「道明寺桜もち」
道明寺は大阪府藤井寺にある真言宗の由緒ある尼寺、そこで作られる餅米を乾燥させた「道明寺糒(ほしい)」(道明寺粉)で作られたのが、「道明寺桜餅」です。
菅原道真公の叔母、覚寿尼が太宰府にお供えした「ご飯」をいただくと病気が治るというご利益から作られるようになったのだそう。
まとめ
当サイトがおすすめしたい、日本全国の神社仏閣の桜の名所を15ヶ所ご紹介しました。
うららかな季節、寒い冬を乗り越え新しい季節を喜ぶ花々を見るだけで運気が上がりそうですね!各地のパワースポットでこの1年を楽しく過ごすパワーをもらっちゃいましょう!