お正月に巡るべし!日本最古の七福神巡り【京都・都七福神巡り】に行ってきました。

お正月に巡るべし!日本最古の七福神巡り【京都・都七福神巡り】に行ってきました。

2026.01.11

七福神巡りのルーツ!都七福神巡りをしてみた

 

お正月といえば、初詣。

日本には様々な神社仏閣がありますが、七福神をお祀りする神社仏閣を巡ると、1年間の無病息災と福徳の御利益がいただけるそうです。

中でも、以前巡縁でご紹介したことがある京都の「都七福神」は、日本最古の七福神で、七福神巡りのルーツとも言えるそう。

 

今年のお正月、京都に宿がとれたので、せっかくだからと七福神巡りに行ってきました。

想像していた以上に楽しかったので、実際に巡ったルートなどと合わせてご紹介します。

 

◾️七福神について詳しい解説はこちら

▷▷新春の今、知っておきたい|幸せ満載いただける!? 七福神について調べてみた!

◾️都七福神について詳しい情報はこちら!

▷▷日本最古の七福神巡り|京都七福神に行ってみて!

 

あらためて、都七福神とは?

「都(みやこ)七福神」とは、京都市内に点在する7つの寺社を巡る、日本最古の七福神巡りのこと。

その始まりは室町時代。京都の庶民のあいだで七福神信仰が広まり、福を願って寺社を巡る風習が生まれたと伝えられています。

長い歴史の中で受け継がれてきたこの巡礼は、まさに七福神巡りの「元祖」ともいえる、由緒あるコースです。

 

 

京都中に点在する、7つの神社仏閣

 

都七福神は、京都市内と宇治市に点在しています。
今回は、北Googleマップ上でリストアップしました。

実際の位置関係がとてもわかりやすいので、ぜひ地図を見ながら「どのあたりを巡るのか」をイメージしてみてください。

▷▷都七福神のGoogleマップはこちら!

 

◇    赤山禅院:福禄寿

◇    松ヶ崎大黒天:大黒天

◇   革堂(行願寺):寿老人

◇   京都ゑびす神社:恵比須神

◇   六波羅蜜寺:弁財天

◇   東寺:毘沙門天

◇   萬福寺:布袋尊

 

どんな回り方ができるの?

 

都七福神は、京都市内に大半が集中しており、少し離れた宇治の**萬福寺**を含めても、すべて公共交通機関で巡ることができます。
また、多くの神社仏閣には駐車場が整っているため、車でも比較的回りやすいのが魅力です。

 

順番はとくに決められていないので、旅程や体力、滞在時間にあわせて、自由にルートを組めるのも楽しみの一つです。

一般的には、次のような回り方が知られています。

・京都駅周辺から出発する「Uターンルート」

・宇治の萬福寺からスタートする「北上ルート」

・赤山禅院から始める「南下ルート」

 

 

ちなみに、公共交通機関を利用する場合は、北側エリアはバスの本数が限られていることもあり、スムーズに巡りやすい「南下ルート」がおすすめです。

 

都七福神、実際に回ってみた。

 

今回は車移動で、
1月2日の午後と3日の午前中の計1日分(実質2半日)で、すべてを巡ることができました。

 

このあとは、実際に回った車でのルートをベースにしながら、
あわせて公共交通機関を利用する場合の最寄り駅もご紹介します。

 

お正月でもゆったり参拝!まずはおなじみ、布袋尊「萬福寺」へ

 

スタートに選んだのは、布袋尊の萬福寺さん。北上ルートで進んでいきます。萬福寺様は巡縁が大変お世話になっているご縁の深い、特別なお寺さんです
(巡縁では萬福寺の裏山に住むたぬきさんがコラムを書いてくださっています。)

▷▷裏山たぬきさんのコラム一覧はこちら!

 

「空いている国宝」と準公式SNSでの自虐ネタが人気の萬福寺さんですが、さすがにお正月だからと思いきや・・。

京都で過ごす初詣をこんなにゆったり楽しめるなんて、贅沢すぎませんか?

おなじみの布袋さんも、お正月だからか、何だか余所行きのお顔をされている気がします。

本堂には、元旦に奉納されたご住職による「馬」と「舞」の書初めが飾られていました。ひょ~、かっこいい!
逆さから読んでも同じになる縁起の良い二文字で、躍動感あふれる筆致がすばらしいです。「馬」の文字が、本物の馬に見えるのもキュートでした。

 

こちらで専用の七福神色紙をいただいたのですが、これが想像以上に大きい!

金ピカでありがたい雰囲気たっぷりです(あまりの迫力に見入ってしまい、スタート地点で写真を撮り忘れてしまいました……)。

 

交通および諸情報

 

車:有料駐車場(萬福寺大駐車場)があります。
こちらに停めると境内の法堂近くから出れる道があるので帰りやすくて便利ですよ!(普通車90分600円、超過30分毎200円)

公共交通機関:JR奈良線・京阪宇治線「黄檗駅」から徒歩約5分

拝観料:大人500円、中学生・小学生300円
(団体料金あり)

 

 

活気がすごい!毘沙門天「東寺」へ

 

萬福寺を出発して、車で30分ほど。続いて向かったのは、東寺です。
▷▷穴場時間に「ザ・京都」を堪能!東寺の朝のおつとめ「生身供」に参加して、空海さんに会ってきた

以前コラムでご紹介した、生身供(空海の住居だった御影堂で毎朝行われている法要)に以来の来訪でした。

その際は、早朝は落ち着いていて京都を堪能したい人におすすめですよ!とご紹介していたのですが、今回はさすがお正月の東寺、大混雑でした!!

あまりの人の多さに、一度じっくり参拝しているからと他のエリアはあきらめて、今回は七福神の毘沙門天さんだけを参拝。

御朱印は、一括して、「食堂(じきどう)」でいただけます。こちらも人が多めです。

 

東寺の御影堂の南側にある毘沙門堂で拝観できます。ちなみに、こちらは写の仏様、空海が中国から持ち帰ったという国宝は「宝物殿」でお会いすることができます。

 

 

参拝を終えたところで、お昼ご飯のために近くの「東寺うどん」さんへ。鍋焼きうどんをいただいたのですが、優しいお味で、おなかも心も温まりました。やっぱりお寺の近くのお店は、安定の美味しいお店が多いですね!

そして、東寺と言ったら東寺餅!優しい甘さのこし餡が、メレンゲが練り込まれた特別な求肥に包まれた絶品のお餅です。

今回も買って帰りましたが、相変わらずふわっふわで、とても美味しかったです!

 

巡縁読者の皆さんは、ぜひ東寺にきたら「御菓子司 東寺餅」お見逃しなくです。

 

 

交通と諸情報

 

車:境内に駐車場あり。御菓子司 東寺餅 の少し手前に入口があります

(自家用車、タクシー 600円/2時間
2時間以降は1時間ごとに300円(※新春特別拝観中は特別料金)
バイク 200円/2時間 2時間以降は1時間ごとに100円)

 

公共交通機関:JR「京都駅」八条口より徒歩15分、近鉄「東寺駅」より徒歩10分
※萬福寺からの場合、JR奈良線で京都駅まで行くと約40分です。

 

拝観料:京都七福神巡りに関する、毘沙門堂の参拝、御朱印の受領に拝観料はかかりません。

 

 

大いに賑わう 弁財天「六波羅蜜寺」

 

続いて向かったのは六波羅蜜寺。空也上人立像でお馴染みですね、祇園に近いにぎやかなエリアにあります。

東寺からは、車で10分少々。

 

何度か行っているお寺なので、境内に普通車4台程度の無料の駐車場があることを知っていたのですが、そこはお正月、残念ながら満車で停められませんでした。幸い、近くのコインパーキングに停められたので、歩いてお寺へ。

 

小さな境内ですが、びっくりするくらい人がいました。こちらもさすがのお正月です。

弁財天の御朱印は、境内の一番奥にある「弁財天堂」でいただけました。

銭洗い弁天さまもあったのですが、結構混雑していたので今回は断念。

 

参拝を終えて帰ろうとすると、ちょうど弁財天さんのお経が始まりました。何ともラッキー!おはらいのようなこともしてくださり、かなり良いタイミングでした。
ちなみに六波羅蜜寺の堂内は全面撮影禁止、空也上人さんには、ぜひ生で会いに行ってくださいね。

 

 

交通と諸情報

 

車:無料の駐車場が4台あります。満車時も周辺にたくさんコインパーキングがあります。

 

公共交通機関:京都市バス「清水道」バス停より徒歩7分、京阪電車「清水五条駅」より徒歩7分
※東寺からの場合、「東寺東門前」バス停から市バスで「五条坂」バス停より徒歩5分

 

七福神巡りに必要な拝観料はかかりません。

 

 

初めましての、ゑびす神「京都ゑびす神社」へ

 

初日最後に訪れたのは、京都ゑびす神社。六波羅蜜寺から歩いて5分くらいのところにあります。

西宮・大阪今宮神社と合わせて、「日本三大ゑびす」なんだそうです。

正面で参拝した後、本殿の側面に行って、トントントンと壁を叩くそうです。

 

これは恵比寿さんがご高齢で話をしても聞こえないため、肩を優しく叩いて近くでお願いをする、という独特な参拝方法だそう。初めての体験だったのですが、神様が本当に近くにいらっしゃるようでワクワクしました。

無事に御朱印をいただいたので帰ろうとしていると、何やら鳥居に向かってお金を投げている方が多数いらっしゃいました。

鳥居には「福箕」という箕(お米の籾殻を振り分ける道具)に恵比寿さんの福顔がついたものが祀られていて、ここにお金を投げ入れて入ると縁起がいいのだそうです。

ちょっと恥ずかしかったので今回は参加しませんでしたが、人がいない時期を見計らって挑戦しに行ってみようかなと思いました。

 

 

交通と諸情報

 

車:駐車場なし、周辺のコインパーキングを利用。

 

公共交通機関:京阪本線「祇園四条駅」下車徒歩約6分
※六波羅蜜寺から徒歩5分

 

拝観料不要

 

 

まさに京都が味わえる古刹!「赤山禅院」

 

京都駅近くの宿に泊まって、翌朝。まず向かったのは、左京区修学院にある赤山禅院です。

駅からは少し遠く、25分ほど。延暦寺の塔頭だそうで、京都御所から見て鬼門にあたる北東にあることから、方除けの御利益があるとか。

 

そして、紅葉でとても有名なスポットです。前日、うっすらと雨が降っていたのですが、しっとり濡れた境内が何とも情緒深い京都を感じさせます。

これぞ京都の古刹!とてもステキなお寺です。

 

京都七福神の「福禄寿」様は、福禄寿殿にいらっしゃりました。こちらで御朱印もいただけます。

 

参拝後、御朱印をいただいていると、側には福禄寿さんのおみくじが。こちらもとってもキュート!何度も京都に足を運んでいる私ですが、赤山禅院は初めてでした。久しぶりに良いお寺見つけたな~という気持ちになりました。

 

交通と諸情報

 

車:境内に駐車場あり
公共交通機関:叡山電車「修学院駅」より徒歩20分、市バス「修学院離宮道」バス停下車徒歩 15分
※北上ルートの場合、松ヶ崎大黒天からタクシー利用がおすすめです。

拝観料無料

 

 

迫力あるご祈祷に感動!「松ヶ崎大黒天」

 

続いて車で5分ほどの松ヶ崎大黒天へ。松ヶ崎東山の中腹にあるお寺さんですが、この山は、五山の送り火の「法」の文字が描かれているそうです。

参拝していると、内陣に入っていく女性が見えました。あ、中入ってもいいんだ~と、ご一緒させていただくことに。

 

中ではご祈祷が行われていたのですが、これがめちゃくちゃかっこよかったのです!とても重厚感のあるご住職の声、お題目の「南無妙法蓮華経」の迫力もすごい!一度ぜひご祈禱を受けてみたいと思いました。

こちらは「大黒堂」のご本尊、大黒様は伝教大師最澄の作で、開運招福の神として広く信仰されています。

 

 

交通と諸情報

車:境内に駐車場あり

 

公共交通機関:叡山電車「修学院駅」より徒歩15分、地下鉄烏丸線「松ヶ崎駅」徒歩20分
※北上ルートの場合、革堂から市バスで修学院駅前へ。そこから徒歩10分くらいです。

 

拝観料無料

 

 

いよいよ最後は、街中の寿老神「革堂」 へ

 

楽しかった七福神巡りも、いよいよ次がラスト!最後は、京都御所の近くにある革堂こと行願寺へ。

開祖の行円さんは元々猟師でしたが、射殺した雌鹿から小鹿が生まれるのを見て殺生を悔いて出家、生涯その鹿皮を身に着けていたことから「革堂」と呼ばれているそうです。
本堂で参拝後、最後の御朱印をいただきました。ついに、七福神巡り、満願です!

完成した色紙は、本当に良い記念になりました。どの神社・お寺さんでいただいた御朱印もとてもステキで、まさに縁起物という仕上がりでした。

 

 

交通と諸情報

車:近隣にコインパーキングあり。

公共交通機関:京阪電車「神宮丸太町駅」より徒歩10分

※北上ルートの場合、京都ゑびす神社から徒歩で「河原町松原」バス停へ、そこから市バスで「河原町丸太町」バス停下車、徒歩3分です。

 

拝観料無料

 

 

 

ぜひ一度は体験してほしい「都七福神巡り」

 

今回はじめて回った都七福神でしたが、初めましてのお寺や神社も多く、本当に楽しい出会いの旅となりました。

 

1月中に巡ると御利益が大きいとは言われていますが、毎月7日は「七福神の日」で特別な御朱印がいただける様子。

毎月この日は、京都七福神が信仰されて600年の歴史を祝う、特別な「金印」の授与もあるそうです。

 

初詣に間に合わなかった方も、ぜひ巡ってみてくださいね。

 

Ryoさん自己紹介

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